有機農業

鶏のお話

b8804efa.はてさて 今日の写真 うーんいい天気 思わずきれいな大山を撮ってみた 手前はパーマカルチャー畑 暖かくなってきた でもって仕事にも熱が入ってきたああ 

ひたすら冬ねぎの種蒔き 鶏糞 ぬか みみず堆肥を散布してトラクターできれいにならし4列にすじまきする 適当な棒きれを見つけてきて まっすぐに畑に直接4列の線を引いていく そこに種を播いて行きます はっきり言って 農業で食べていこうという農家の中で こんな原始的なやり方やっている人はいないと思う 播種機(はしゅき)という種蒔き専用の道具があって だいたいみんなそれで播くのですけど 高いんだなー これが・・で 仕方なく 手で播きます 

さて 鶏さんのお話 以前某占い師さんがテレビで 最近の鶏は一日中 電気をつけっぱなしで 一日に2個も3個も卵を産まされている と言って 養鶏業界からそんなことは ありません と非難されてました 憶えている方もおられるかもしれません で 養鶏業界の反論が新聞に載っていて うまく説明していたように思う 何がうまくなのかといえば 一般の方には 本当のことはオブラートに包んでわからないような説明という意味で・・ 

で みなさん 今の鶏さん 一日何個卵産むか知っていますか? そして電気を夜なぜつけるのか知っていますか? 

はい 今の鶏はだいたい 一日一個です だいたいというのは 中には産まないのもいます
今の鶏さん 品種改良を重ねて 一日一個産むようになっています 自然卵養鶏といった
平飼いでも 原産はアメリカがほとんどで 産卵率が良いのが人気ですね
 
 で 僕が研修時代 鶏さんの面倒をみていましたが 600羽飼っていて 産卵率は年間 70パーセントいけば 優秀です 春になると産卵率が上がり 夏はひどいときは 40パーセントぐらいにまで落ち込むこともあります 暑さに弱いのですね で たまに鶏さんのあとを追いかけて 捕まえて お尻の恥骨に指をあてます 産んでるのは恥骨が開いています 産んでないのは指が入りません でその産んでないのは えさばっかり食べてるわけですから 淘汰します(食べちゃいます) で 夏が過ぎて冬に近づくにつれ 太陽の時間が短くなりますね で そうすると鶏さんは本能で 冬に近づくにつれ 卵を産まなくなるのですね まさに冬支度ですな で そうなるとこちらは困るわけですから どうするのか? そう 日が落ちる時間に合わせてタイマーをセットして電気をつけて 日が短くなる
のを防ぐわけですね で どんどん日が短くなるわけですから どんどんこちらもタイマーの時間セットをずらしていくわけですね おわかりになりましたか?もちろん 24時間つけっぱなしってことはないですね ちなみに鶏さん どうやって寝るか知ってますか? 
 はい もちろん 夜になるととさかを上にして 人間みたいに 枕に頭を乗せてときたま
寝返り打ちながらぐっすり寝るのですよ  (すいません 真っ赤な嘘です 信じましたか?木のようなものの上に止まって 立ったまま寝ます 知ってますよね) 

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