有機農業

おくらの定植と Sさん

aeddb4d3.雨が降り続く 今年も相変わらず天候が読めない この春先は気温も低く 果采の苗を植えたというのに こう雨ばかりで気温も上がらないと 夏野菜の幸先も心配される 最悪なのはこのまま 梅雨に突入してしまうこと 太陽よ がんばれ!

近くの畑では 玉ねぎが倒れ始めた 一年に一度の玉ねぎの収穫が始まる 野菜の旬がわからなくなって 久しいけど 玉ねぎは一年に一回の収穫しかできない 僕ら生産者にとっては当たり前なのだけど これ意外と消費者は知らない 9月に種播いて 11月に移植 そして翌年5月に収穫 この繰り返し つまり栽培に約9ヶ月もかかる その割には値段も安い しかも肥料もたっぷりいるし その上 作るの難しいと 何重にも困難さが加わる 僕の玉ねぎ 
今年は 約4割が全滅 まー毎年うまくいかないけど こんなもの

今日の写真 お手伝いのSさんと おくらの定植 これは島おくら 大きくなってもやわらかい丸さやのおくらです で 最近よく畑に来ている このSさん 現在県がやっている
農業者養成のコースで勉強されている方 ただやはり机上のお勉強が主なので 自分で実際にやっている 農家さんを捜して僕の農園に行き着いたというわけ 

で このSさん 経歴がおもしろい なんと航空自衛隊所属の過去がある なにやらパイロットになりたかったらしくて いろいろ孤軍奮闘された様子 結局大空を駆ける夢はかなわなかったものの その後もいろいろなお仕事をやり 現在は冠婚葬祭のお仕事
 僕もそうだけど いろんな仕事をやると いろんな経験ができて 人間としての幅や視野が広がる なので こうして二人でおくらの苗を一緒に植えながら 農業の話をベースにして いろんな話をして おもしろい Sさん 農業で食べていけるか できれば専業でとの夢をもって僕の農園に来たけど 僕と働き始めて すでに それは無理のようだと分かり始めたご様子
(いやあ こんなに大変だとは思いませんでした・・・・)との正直な感想 はい 農業は大変です しかも儲かりません まして 無農薬だとその何倍も大変 でも いろんな人にチャレンジして欲しいと 真剣に思います

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