環境問題

自然との共生= 鬼軍曹

68440174.またまた 肌寒い日がやってきた 作業は楽だけど やはり異常さを感じる 今年の前半戦は 太陽は完璧にこてんぱんにやられたようだ 

今日の写真 春キャベツがようやく初出荷となる 遅い! 本当なら秋口に植えて冬を越すものがあったのだけど 今年はなぜか(たぶん寒さ)全滅 なので この時期までずれてしまった
でもって ブロッコリーや 茎ブロッコリー(名前がスティックセニョール ふざけてますな)
 葉物がぱたりと 途切れる かぶ・ちんげんがほぼ終わる 残っているのは春菊ぐらい
次の葉物はまだ双葉 うーん うまくいかない 玉ねぎ早めに出すか・・

さて 少し昨日の続き 草との付き合い方の話をしたけど たぶん 環境に関心のある方や農に興味がある一般の方は おそらく 無農薬でより安全なやり方を支持することと思う で 自然との共生とか 環境保全とか いうように 何か自然とは人間が配慮したり 動物を慈しむように 自然や大地をケアする というようなイメージを抱いているのかもしれない
 ただ 毎日畑で格闘している百姓の立場の僕からすると 実際には少し違う 自然とはそんなにやわじゃない つまり 僕ら人間が自然に対して 配慮したり 考慮しなくてはいけないものではない たとえば 昨日話した草のこと ねぎなどを種蒔きしたら 徹底的に草はむしらねばねぎ苗はできない 自然農のように草ほったらかしでは 実際にはねぎ できません 
 
 それは はっきりと 草との戦いなのです 容赦しません 草はそんなにやわじゃありませnアスファルトだろうが なんだろうが がんがん突き破って生きていく力があります 
こちらは 全力で立ち向かわなければいけません どうあがいても 僕らは草には勝てません ただし ここがポイント
除草剤はけっして 使いません つまり 必死で 手で草はむしるけど 根絶やしにするような方法はとらない ということです そこの一線は なんぴとであれ 触れてはいけない と僕は考えています ですので 一般の方が 僕の畑に来て (ああ いいですね 自然ですね 土屋野菜と遊びながら 共生してるんですねー)などと 言おうものなら (違います そんなことは考えていません やるかやられるかの戦いです)と 眉間にしわを寄せて 鬼軍曹のような顔で 言い放ちます でも さも田舎のいいおじいちゃんが やさしそうな顔で 農薬や除草剤を撒くのを見ると 自分の心に やさしく がんばれ と語りかけています 

こうした ある意味 複雑な立場で 野菜を作っているのが有機農業者と呼ばれる人たちではないのか と一人勝手に思っています もちろん 僕なんかの 何百倍も苦労もしていて ご立派な 農家さんというのは たくさんいます そうした方々の末席にでもいつの日か 坐らせていただきたいなー というのが 僕の目標です

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