田舎暮らし

ライフラインと毎年やってくるあいつ

bdf9286c.またこの時期がやってきた 毎年同じ内容のことを書いていると思うが言わずにはおれん
我々百姓の天敵・・・それはまさに ゴールデンウイーク!すぐ近くの成田空港では出国ラッシュが始まり 高速は大渋滞 それを尻目に我々が年間を通しても最も忙しいのがこの時期 疲れた体でうきうきウオッチ気分で海外に出かける人々を見ていると ただでさえ捻じ曲がった心がさらに 捻じ曲がりまっすぐになりそうな予感さえする(そんなわけあるかよ) 

朝 ハウスの苗に水をやっていると畑の道を車がやってくる 見るとこの前堆肥をいただいた農家のおじさん (おう やっているか?)と声をかけてくれた 缶コーヒーをもらって少しお話する 自分より若い人と農業の話をするのがすごくうれしそうで(たぶん久々なんだろう)こちらもうれしくて 成田へ引っ越すことになった経緯などを話す (そうかい そりゃ大変だったなー)同情していただく いつでも堆肥もっていっていいからよ と言ってくださり 頭を下げる こちらに引越して感じるのは 本当にいい方が多い 根っこが正直でほっとする 顔をちゃんとみて話ができるのは 素敵だなと思う

今日の写真 完成に近づいたトイレ作り 扉ができてあとは壁を張って 床に玉砂利を入れれば完成 明日にはできそうだ いわゆるライフライン みなさんは意識したことがあるだろうか? 電気 ガス 水道 など それがどういう経緯を経て家にまでやってきて どこを通ってこの蛇口から あるいはこのコンセントから出てきているのか? 家を修復していて 今そうしたことを考えるに いかに今までの自分がそうしたことに無頓着だったかが痛いほどわかる 自分の流したうんこやおしっこが どの配管を通ってどこへ流れ着くのか?
ご存知でしょうか? 家の中のコンセントなど配線工事は資格をもってなければいじることはできない いつか勉強してその2級電気工事士というのを取ろうか と真剣に思う
 地球の裏の果ての飢餓を考えることと同じように 自分の生活の必需であるライフラインを しっかり認識するというのは とても大事なことだと認識するのであるが いかんせん
ゴールデンウイークを認めるのは かなりの忍耐と嫉妬の克服が必要のようだ(農家仲間のみんな そうだろ?)

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