有機農業

昔の百姓 今の百姓

b1eabbbe.2、3日前の天気予報では今日が雨だったはずだが そんなものはどこふく風 今日も暑い もう3週間 一滴の雨も降っていない 周辺の広大な農地の専業農家の畑には スプリンクラーがもう何日もずらっと立ち並ぶ光景が広がり 一面に発芽した人参が広がる それをうらめしげに軽トラから眺める 貧乏百姓とは はい 俺のことです・・・・秋・冬の人参は失敗に終わりそうだ 今の時点でもうすでに取り返しはつかない 人参の種蒔きの時期はほぼ終わった これからは大根 白菜の時期 過ぎ去った季節はもう戻らない(詩でも書くのか?)

そんな失意に沈み込む気持を癒すアイテムといえば はい アイスクリーム! この時期 多いときで日に 3本(子供か!)もちろん 100円を越えるセレブなものは手が出ない 僕がこよなく愛するのは 62円 バニラアイスという小さいもの これを食べながら軽トラを運転しているときが 今人生の至福の時・・・・

さて 今日のねた 農業というものは古来よりずっと行われてきたもの 近代農法にたどり着くまでは 何世代にも渡って 人力や牛や馬を使ったりして 1反 2反という規模でも大変だったことは容易に想像がつく そこで 今の時代の農業 何が凄い発明なのか? といえば 機械と農薬化成肥料だろう 一般の方はトラクターというものを扱ったことがないと思うけど この機械何が凄いって 畑を均一に耕して 尚かつ地面をぴったりときれいにならしていくことができる つまり 堆肥や肥料などを土ときれいに混ぜ合わせることができるし 地面をきれいにならすことで 種を播いたときに きれいに発芽を即す 昔はくわや牛を使って耕しただろうけど まず均一にはならない  昔の百姓がトラクター見たら 腰抜かすだろう そして 農薬と化成肥料である 
農薬と化成肥料がなければ 今の世の飽食を支えることはできなかっただろう 何ヘクタールも一品種のみの野菜がなぜできるのか?は 当然 農薬と化成肥料の力がなければ 困難である 昔の収量に比べ 米では約3倍近く 野菜では何倍だろうか?スーパーとかで売っている大根とか見たら 昔の百姓はどう思うのかな?
 
 そして 僕は無農薬で野菜を作っているが 素晴らしい発明と思うのは ビニールマルチと かんれいしゃ(虫除け)である この二つがなければ 無農薬栽培というのは不可能に近い このマルチというやり方を考え出した人には ノーベル賞をあげたいというぐらい 素晴らしい発明だと思う 有機農法とか なんとか農法とか いろんなやり方などあるが 実際の野菜栽培に寄与する割合は 実際はたいしたことはない そんなことよりも トラクターやこのビニールマルチ かんれいしゃという農業資材の開発の恩恵の方が 何十倍も有機栽培には 貢献している その意味で
現代の百姓というのは たとえ有機とか無農薬であっても 昔の百姓とは随分違う感覚を持つ必要がある 現代農業のプロというのは かつての農耕に携わった人たちに戻ることはできないし その必要もない その意味で これからの人類の農耕というものは どんな方向へ向かっていくのか?は 誰にもわからないし 壮大な実験かもしれない 今日の写真 大根の発芽 いつの時代でも種は播かれてきたのです・・・

2 thoughts on “昔の百姓 今の百姓

  1. じょうろででも水遣りして,遮光ネットとかもみがらとかをかけておけば,いくらかは必ず出ます。ボヤいてないで明日にでもやりましょう!

  2. はい もう全部は無理なので ベッドを絞って重点的に水やりしております あきらめませんよ 激奨ありがとうございます!

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