バイオダイナミック農法

哲人 ルドルフ・シュタイナー

61e6f612.今日はまた暑さが戻ってきた 今日も人参に水をやる 大根は聖護院を種蒔きしてかんれいしゃをかかける キャベツの育苗がとうとう最後になる 秋・冬の作付けというのは だいたい10月から来年3月までの 約半年間の野菜を作ること その間のキャベツや白菜の苗を作ったり 根菜の大根 人参は畑に種を直接播いていく 問題は いかにしてできる時期をずらしていくか 同じ月に大根が何百本できても 僕のような野菜セットだと 売り先がない いつも同じペースで常に野菜が畑にあるという状態をキープできるかどうかに かかっている 

今日の写真 インデアン仲間のお隣に住む A夫妻がシュタイナー教育関係のご家族が集まるというので 僕も畑を早めに切り上げ お野菜を持ち寄って参加する そんなにたくさんの野菜ではなかったけど みなさん買ってくれて うれしかった ありがとうございます 僕が取り入れているバイオダイナミック農法というのを作り上げた シュタイナーさんという人は 実に多彩な人物で その彼の残した功績は 教育 芸術 哲学 そして農業 と多岐に渡り 各方面に多大な影響を与えた 特にヨーロッパでは 専門の研究機関もあり その名はかなり有名である そしてその難解な学問として 神智学というものがあり いわゆる人類の進化とその役割(全くもって意味不明でしょ?)みたいなことが普段決して使うことのない用語で書いてある 
 で 最近日本でも注目されてきているのが そのシュタイナー教育なるもので 今回参加されたご家族はみなさん お子さんをそうした学校に通わさせている やはり みなさん最近の教育や 社会の風潮などを顧みた時に 本当にこのままでいいのか? という素朴な疑問から シュタイナー教育に興味をもったようだ 大変真面目な方が多く 真剣にいろんなことを考えている
 
 僕は そんなに長い時間いられなかったけど 高校の先生や システムエンジニアをやっている旦那さんと 話をした 家族がいて 仕事があって ちゃんとした家がある ということはやはり人を落ち着かせるのだろうか 僕よりも若いだろうけど 本当に立派に見える (システムエンジニアってなんですか? 仕事は大変ですか?)などと 小学生みたいなことばかり聞いてしまう自分が情けない 僕が農業の世界に飛び込んだときに 何がいやだったかといえば 保守的で人の聞く耳をもたず 頑固な農業者が多かったこと 僕はそんな風になりたくない と思ってやってきたけど 一人で畑やってると やはりどこか 自然とそうなるのかもしれない 今日いろんな方と接してみて 自分の中に そうした壁というかうまく つながれないようなものを感じた 畑やいろんなものに追われていて 自分をちゃんと振り返る余裕が今はない ああ いやな百姓になるのはいやだな・・・・

3 thoughts on “哲人 ルドルフ・シュタイナー

  1. 聖護院、蒔くの早すぎる。形はできるけど、おそらく中が黒くなる。キャベツ、3月に収穫したいならまだ蒔くべき。2003年と2004年の春先、そちらのごく近くまで行っていますが、作物を見るかぎりここつくばよりよほど暖かい印象でした。周りの人にいろいろ聞いてみて下さい。

  2. >闇 様
     やっぱ早すぎる?神奈川ではできたけど・・
     そちらは 9月入ってからですか?キャベツ
     は品種何ですか? こちらは晩中理想が最後
     で播きますが・・周囲で 大根作っている人
     あまりいないのですね みんな人参の単作ば
     かり・・・

    >いとう 様
      おもしろさだけが 僕の生きる道・・・
      (ほかは何もなし)

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