田舎暮らし

キャベツの収穫 都市と農村の交流

aaf67eb2.今日の写真 ようやくキャベツの収穫が始まった なす ピーマンが壊滅的なのでほっとする ただ 前にも書いたけど よとう虫が今年は凄い 植えたブロッコリーやらに ものすごい勢いで食べまくっている 9月の時期は毎年被害が出るけど こんなに出る年は初めてからもしれない 基本的に 僕は虫は取らない 別に自然の摂理などといった高尚な精神で虫たちとも共生ということで取らないわけではない 取れないのである 種蒔きやらで忙しくて いちいち取ってられないというのが真実 家庭菜園のような広さならまだしも 何反もやっていたら とてもじゃないが手が回らん 草むしりも最低限しかできない それでも草だらけになるけど・・・

都市と農村の交流 といった試みは今はいろんなところで行われていて よくテレビなんかでやっているのが 千葉の鴨川の棚田の試み 見たことある人多いと思うけど きれいにだんだんになっていて そこにきれいに水が張られ 苗が植えられている あの風景はまさに日本人の心 とまではいわないけど 懐かしい感じがする人が多いと思う そして そこで 棚田オーナー制度なるもので 都市の住民が年間いくらかのお金を払い 生産者の指導のもと お米作りを体験する といった趣旨 で 僕ら農業者があの映像を見ると (いやあ あんなとこで やりたくないよなー)というのが 正直な感想 なんせああした田んぼは 狭くて形もばらばら だんだんになっているということは傾斜もあるわけで 機械も入らないし 軽トラでも移動も大変だろう あそこの1反と 平地での1反では まったく比較にならないほど条件が悪い 当然 そうした場所だからこそ放棄する生産者が増えていき 先のアイデアに頼らざるをえない状況に追い込まれたわけだろう 
  
 もし 僕があそこで米作りをやるか? と問われれば 一言『無理!』 正直 あの場所で食べていける米作りを採算に合うようにするのは 不可能に近いだろう あのきれいな田んぼを 都市の人のいわゆる遊びの場所として 提供せざるをえなかった 農家さんの気持はどうだったろうか?田舎の人間として その心情を思わずにはいられない そして 田植えに興じる 子供連れの楽しそうな都会の人の姿 このギャップ 都市と農村の交流というのは もちろんいいことだし どんどんやるべきだと思うけど そこに参加する 都市の人と 田舎の人の 感覚のずれは実は大きい そしてそここそが これからのひとつの大きな課題だと思う でも 思う 僕でもそうだけど 畑にはいろんな人が来て欲しいと思う (当然膝上10センチ以上のミニスカなんかだとこちらの対応も全く違う)(いいのか?!) 農業の現場を知って欲しいし 世間の風というものも こちらも知りたい(ほー 今はそんな服が流行っているのか とか) 自給率がどうとか硬い話も必要かもしれないけど ざっくばらんに畑でいろんな話ができる 農の現場である 畑で環境の話などを 都市の人が話す ということは 一歩前に出るうえで とても大事だと思います (もちろん女性歓迎!あ これセクハラか?)  

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