有機農業

人参 僕のイメージ ネット販売

fd0b2acb.今日の写真 人参の出荷が始まった いやあなかなか恥ずかしい出来なのだけど 味はやはり良い いわゆる有機栽培と 通常の慣行栽培との違いが一番味に反映するのは この人参 これは僕だけではなくて いろんなところで言われることである 食べて一番わかりやすいのが まさに この人参です 有機栽培の人参なら 人参嫌いな子供も食べるということもよくあるらしいです 僕も最初の人参はたくさん入れて やきそばにして食べた うまい! 

とある先輩農家から この日記は真面目だとのコメントをいただく うーむ それは実際の人物を知っている仲間などが聞いたら おそらく暴れるだろう たしかにこの日記ではテーマとしては真面目なことを書いているかもしれないが 本人が真面目だとは限りません 農業研修中は 暑くなるとすぐ倒れ なんとか隙を見て保冷庫へと脱走を図ったり やる気なくて仕事さぼったり(当時のみんなごめん!)20歳そこそこの女の子にも ○○さん(僕のこと)ちゃんとしてくださいよーー! といつも怒られていた その癖 態度だけはでかく 外部の人が来ると僕が代表だと思い挨拶されてしまうという状況に 仲間は苦々しく思っていたのは間違いない 一年間通ったパーマカルチャー講座では 変人に思われていて (背中から何かがほとばしっている)とまで言われる始末(何が?両生類?)で 僕が話すといつも引かれていた そう この日記のイメージで本人を想像することは けっしてやってはいけない行為ですので 是非とも御気をつけくださいませ

10月より 本格的にお野菜の販売をしているわけだけど その中で ネット販売にも取り組むべく準備をはじめた ただ まったくの不特定多数を相手にする ネット販売では 煩雑なやりとりがあり いまだまだ 販売にはいたらず その前の段階で頓挫している状態 正直 ギブアップ寸前である いまや農家は生産だけをしていれば 生きていける時代は終わった 自分の農産物に対して 客観的な付加価値を見出して それをアピールし 販売に結び付けねばならない 有機栽培だけでは もう売れない どのように自己演出していくかが 生き残りの鍵を握る 
 ただ 農家は生産を一生懸命やるのが 一番だし それが本望 僕にとってはたとえば 無農薬で野菜を作るなんてことは もう当たり前のことだし それをいまさらわかりやすく説明とか言われても 実は難しい 遊びまくった大学生が 就職面接を受けるような気分で なんだかしらじらしい 生産する人と 販売する人は本当は別れていたほうが いいのかな?という気が最近はする この感覚はやはり もう僕自身が古いのかもしれない 畑でぼーっと草むしりとか 種蒔きをして 一日が何不自由なく終わる それが百姓の暮らしだけど 実はもう そういうのは時代遅れなのかな?(売るって 難しいよ まじ)

1 thought on “人参 僕のイメージ ネット販売

  1. 確かに、
    そうですよね。
    慣れてしまえば普通のこと。

    それを言葉で説明するのは難しいですよね。
    生産者と販売者。
    就農を目指す僕にとっては、生産者が販売までする方法がいいと思います(アマアマな考えですが)。
    作物に対する気持ちを知っているのは生産者ですし、
    食べる人が、どんなものを望んでいるのか。
    どんな風に食べているのか。
    人のお腹の中に入るまで、生産者は責任を持たないといけないと思います。
    僕はそんな農業をしたいと思っています。

    頑張ってください。

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