百姓の詩

親子 来襲!

f3ae0204.はてさて 雨予報のわりにはすっきりといい天気の朝 そんな中 とある親子が畑にやってくる この親子 お父さんの方はもう17年の付き合い 僕が水商売をしていたときからの出会いで ネイティブ・アメリカンの道や いろんな場面で力になってくれた恩人でもある
 その娘さんが高校の 実社会の体験学習のなんかで 僕の一日農園体験ということでやったきた 今どきの高校生といえば 子ギャルとかいって どこか別の惑星から来たようなメークなり格好をしたものをイメージしがちだけど 大変素直ないい子で こちらもほっとする(ていうかあー 畑って虫多くてだるくなあああーい?)みたいな口調で話されたら 鶏糞を頭からかけてあげねばな と準備していたが そんなこともなく 今日の収穫 出荷作業を手伝ってもらう 大根を抜くのに苦労したり 初めての畑に 慣れない作業で見ているこちらも楽しませてもらう 

で お父さんの方とは久しぶりにゆっくりと話せたりして 昔話に花が咲く いろんな話題があったけど 一番驚いたのは その昔 僕が農業に入るひとつのきっかけになった人物 あれから10年近い月日が経つけど その昔九州で とあるプロジェクトの立ち上げで関わったのけど 結局うまくいかず 僕は有機農業の現場に飛び込んだ で その人物はその後いろんな経過を辿り 今は農の会社をいくつか立ち上げているようで 売上げ 77億円!!!いまや行政や国の政策ともからんだ事業の展開まで発展して 素晴らしい成功をおさめているらしい 懐かしさとともに うまくいってよかったなと思う 

お昼を一緒に食べて その後なかよく帰っていった まだ高校一年生 僕のインドの旅の話に目を丸くしていた(若者よ!旅だぜ 人生は) そして一人畑に残って さつまいもを掘る 夕方 風が冷たくて鼻水が止まらない 生まれた時から洟垂れ小僧で こうして今でも洟垂れだ 棺おけ入るまでたぶんずっと洟垂れなんだろう

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