有機農業

割れるトマトと植物工場 踊る百姓

c89cc46e.今日の写真 本日出荷のミニトマト このところの雨で 色がついたものから順番に割れていく うーむ トマトはハウスで作れ というのが 原則 露地では限界がある

 てことで ついさっき テレビでやっていた 最近流行の植物工場 以前の農園があった 厚木のビルの2階かななんかで 普通のオフィスで野菜を作っているようだ もちろん 完全遮断されているので 無農薬栽培 ウイルスそのものを遮断しているので 病気の心配もない 凄いね すでに 販売も始まり たぶん あと 10年もすれば ファーストフードなど 外食関係の 野菜はすべてこの植物工場のものに切り替わるのかもしれない 露地で作るのはと違い ほぼ計算できるし 台風も関係ない ただ 問題は コスト ちらっと円グラフで その収支を見せていたけど 人件費 29パーセント 光熱費など 27パーセント 設備投資などの借り入れ 18パーセント その他があり いわゆる利益は わずか 2パーセント・・・・ ふーむ ま 今の時点では 利益を出すのは かなり難しいようだけど それは 技術の発展が今後 見込めるだろうから 2パーセントという 数字は上がっていくだろう さて 僕のような 露地栽培の零細貧乏個人有機農家は どのようにして 生き残れるのかね 野菜売れなくなったら その工場とかで 経験者として 雇ってもらえるのだろうかね・・・・(は?露地栽培の経験者?うちは関係ないですので お引取りください・・・・)

 先日 映画 (たそがれ清兵衛)をやっていたけど 今日のラジオで大竹まこと(昔の常滑川まこと時代が好きだった 丹波!と呼び捨てで追いかけたあの頃が)が ラスト20分の 真田ひろゆきとのシーンの芝居が 素晴らしくて 役者をやめたくなった と言っていた そう それは 田中 みん 今の僕のアイドルだ 本人曰く 地を這う前衛芸術の舞踏家 だったけど 今は 地を這う農民でもあるようで 農業をしながら 踊り 役者もやっている 最高に切れた大人である かっこよくて痺れまくる 大竹まことが言うように たそがれの 20分だけの演技でも この映画は見る価値がある 彼は 今のだらしない男たちに(もちろん僕も含めて)明確に メッセージを放っているように思える

 男とは 儀 に生き 世を前進させるために 命を張る動物だ・・と  彼はいったいどこで 百姓やっているのだろう 死ぬまでに一度 会って抱いて欲しい・・・

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