自然や生態系

ほっかいろ 里芋 生態系の答え

392de508.今日は朝から どんよりで 寒い寒い 長靴の中の靴下の先っぽとかかとには 専用ほっかいろを貼り付ける もちろんこんな軟弱さが 有機農業の諸先輩方にばれたら ただではすまない・・・(何される?) でも だんだん陽が延びてきた 夕方5時でもまだ 外が明るい 春の夜明けがだんだん近づく 今日の写真 出荷中の おふくろ大根

 いつもお世話になっている高柳家さんのトラクターを借りようと おかみさんに了解を取り 運転台に乗ってエンジンかけて さあ というときに 耕運部分のロータリーが上がらない 地面に着いたままで うんとも反応がない 油圧がおかしいのか おかみさん呼んで見てもらったがだめ ああ 自前のトラクターを購入せねば ということでしょう これはもう 借金するしかないかな ふう・・・

今週は里芋を出荷する 貯蔵穴の中から引っ張り出してきたものは 芋を分解してもぱきぱきという音が響いて 寒さによる傷みなどはないけど 一部 じゃがいも保管納屋に入れたものが 寒さでやられている うーむ 茨城の農家仲間が畑で畝のまま貯蔵をする方法を始めたが 結果はどうなのか・・・

先日の土曜日 密閉トンネルを 手伝いに来てくれている画家のMさんが張っていたのだけど 風の向きで 反対側から土を寄せようとしていたので (風の向きが変わったのがわかりますか)と 伝える 百姓仕事は 同時にいろんなことを考えながらやらねばならんのだけど 常に 無意識に天候の状態やら 周囲の環境やらに気を配っている必要がある その物理的な要因はもちろんだけど 生態系に対しては 両手を広げるように 自分が開いていなくては つながれない ビジョン・クエスト 原生林の中で4日間水だけで過ごす ネイティブの儀式を終えたとき 自分の奥深くが 自然に対して 開かれているのを感じた その感覚は口で言うのは難しいけど 今でも あの場所 自分が4日間いたあの空間にはいつでも戻れる 生態系は 必ず こちらが開いた分だけ 答えをくれる もちろん それは楽しいとかよりも 人間にとっては苦難に近いものだけど それでも 命 として生きるということを 教えてくれるんだぜ 合掌

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