有機農業

有機農業の勝ち組み 

b680dcd3.bmp 1月も最後の日曜日 千葉県に越してきて まだ行ったことのない でずにーらんどにでも行こうかと 車に乗ってハンドルを握る だけど なぜか手が勝手に動いて 茨城方面へとハンドルが切れていく 着いたら そこには汗と涙の研修を共にした 有機農家の畑でした・・・(一生いけないかもでずにー) 冗談はさておき 先日 こちらの成田まで来ていただいて ハウスの見積もりやら 畑へのアドバイスなどしてもらったりして やはり 現物を是非 拝見しよう また 勉強させてもらおうということで 今日は 昼から その茨城へと 足を運ぶ 僕よりも一回り以上年も若く 研修も一年後輩だというに すでに その背中は遠くなるぐらい 僕の先を走る HD氏 

 彼は いわゆる有機農業の勝ち組みである 僕と違い 宅配セットはやらない 直売所出しが中心だけど すでに 自分の直売所を持ち(経営者でもある)研修生を一人卒業させ
農業の投資の段階は終わり 収穫の段階に入っていて すでに 安定期を迎えている
30代若くして 新規就農して10年以内にて その領域に達した彼のことを 僕は心の中では (先輩)と思っている 有機農業では食べていけない という 昔からの定説を覆すこうした 優秀な人が最近は多く出てきていて ようやく 陽が当りつつあるのを実感するのだけど それはすべて 今の段階では こうした優秀なる 個人の努力で成し遂げられている なので 農業ブームとやらではあるが 能力がなければ すぐに撤退する世界でもあり 公的制度も含め なんらの保証もないこの世界 彼のようなスーパーマンは おいそれとは出てこない

 せっかく時間を作ってくれることもあり 僕は数日前から 質問項目を書き上げ時間を無駄にしないようにする 畑を見ながら 逐一聞いていく 答えは正確無比 いわゆるプロとしての見解がびしばし 頭に叩き込んでいく 
 彼の特長は 栽培のめりはりが素晴らしいこと ざっとやるところと センチ単位で細かくやるところと 力の入れるところとを はっきりさせている 僕も全く同じ播種機を使っているのだけど 季節によって 細かく 株間を1センチ単位で変えているなんて 初めて聞く話 (空間で畑を見ること) 彼の言葉だ そう やっている百姓でしかわからない世界・・・そんな素晴らしい彼から見れば こんな僕にも尊敬できる部分があるらしい うーん 人物を見る才能は 今ひとつのようだ・・・

地域の違い 季節感の違い 販売方法の違い 作物栽培の違い 使う肥料の違い 細かく言えば 同じ有機農業でも千差万別 だけども 最終的には (信念) だよね 農業者としての 信念でもって作物を作る ということは 激しく同じ見解だったぜ 残念だけど今携帯写真がうまく写せなくて 彼の写真はない かわりにからし菜

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