百姓ズCafe

カリフローレ 春菊のナムルから見えてくるもの

10月23カリフローレ
今日の写真 出荷の始まった カリフローレ さて 季節はすでに10月の4週目 端境期(はざかいき)は脱出となったものの 今年は全般的に出来は良くない まあ 作付け 管理ともに行き届いてないので仕方ないけども 来年へ向けて反省点は多い
 
それで この カリフローレ 昨年から 作り始めて 今年100株作ってみた 結論から言えば僕のような有機農家にはうってつけの1品だ 連続出荷できるので これで もうカリフラワーを作る必要がなくなった 食感もいいし なんといっても カフェで調理するには最適だと思う 来年から 柱の野菜にできると思う 今年は カフェを出したこともあり 野菜の品目に一定の見解が出てきた 今までは 正直 野菜セットなので とにかく 畑に何でもいいから 野菜がある状態 というものを第一義に考えてきたけども それだけではなくて より 品種や安定して出荷する というところが求められるのがわかった 

 カフェで 春菊のナムル がとても好評で それを食べたお客様が帰り際に 春菊ないですか? と聞かれて 店用しかなくて 販売用がなかった 出荷量が足りなかったのですね そうしたことはこの3ヶ月多々あって お客様のニーズにすべて 答えるのは ひとつの農場としては不可能なのだけども できるだけ 安定して答えていける体制を作らねばな と思う・・・・カフェをやってよかったな と思うのは こうして 調理して提供する 消費者が求めている野菜 そして 畑 とスムーズに繋がり始めたことだ 生産者というものは どうしても 生産する側なので この田舎の何もない畑しか見てなくて農産物を作っているわけで そこに 消費者の視点や嗜好 といったものを 実際の畑で想像するのは 思ったよりも難しい 僕はこの10年来 直接 消費者とやりとりをして お野菜を売ってきたけども まだまだ わかってなかったな と思う部分が この3ヶ月で身に染みた(ほとんどが 有機栽培そのものには関心は低い) 消費者のニーズ と こちら生産者の思いや限界 そこのすりあわせより 研ぎ澄ませて見ていこうと思います・・・

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