天候

汚い手 台風 何もしない日

8月21汚い手
今日の写真 ま 仕事が土を触ったりするわけで だいたいこんな感じにいつも 汚れているのですね・・・そして 特にこれを見て 汚い と思うことはありません 生の鶏糞や 生のぬかを平気で触れるのは 農家だからでしょうか・・
 都会に住む人の多くは 土を汚い と思っているようです たしかに 土で汚れた服を着ていたりはないでしょうから 仕方がないのですけども その感覚・・・ 我々の身の回りのものの大半は もともと 大地にあったものから生まれたものです オーガニック・・という体にいいらしいものは 健全な土から生まれます その土から 美味しい野菜は生まれます しかして その新鮮で美味しい野菜が おしゃれな内装の店舗で これまた おしゃれな皿に乗って
出てくれば 土のことは忘れてしまいます そして その皿の上に その汚らしいと思われる 土くれが 残っていたとして どう感じるでしょうかね? 土と野菜 は本来切り離せないもので それは この写真にある 一見汚い手の作業によるものなのですね・・・・

 さて 今朝は朝から台風・・・・昨日は 雨がどかどか降る中 古民家に 種まきのセットを持ちこんでひたすら 種まきをしました 天気予報では 今日はもう 関東に上陸するので仕事にならないと思い 昨日の夕方まで仕事をして あとは 祈るのみ・・・・今日は 久しぶりに ゆっくりと寝ました ま どれだけ雨が降ろうが 風が吹こうが もう こうなると 人間ができることはありません 明後日 畑に行き まあ 被害はあるでしょうが それはそれです・・・
 今日は 丸一日 何もしない日でした ふーむ こんな日は 今年入って初めてかも・・・外の天気が荒れていればいるほど どうせ 仕事はできない とあきらめられるのが 罪悪感を減らして良い感じです

 ゆっくりと 小説を読みました(芥川賞 月と蟹) 僕はその昔 ひものような生活をしていた時があって 日中 何もすることがないので 駅前のビルの大きな書店に朝から行き夕方まで 立ち読みをする ということを日課にしていたときがありました その時に 速読のような読み方を見に付け 今でも 読むのは早いのですね 簡単な文庫本ならば 2~3時間で読み切ります 分厚いハードカバーでも日をまたぐことはありません・・・農業を仕事としていて マイナスなのは 旅行に行けないことと 本を読む時間がないことですね これは 自分にとって かなり 痛いのです
 若い時は ふらふらと どこにでも出掛けましたが 今はもう 隣の街にすら 用事がなければ行くことはありません
どこか 遠くへ・・・遠くへ 今日のような 何もしない日には ふと思いますが ひとつを選択すれば ひとつはあきらめざるを得ません それが 人生でしょう  いつの日か 年を取り もう農作業ができなくなったときに その時に ゆっくりと 本を読むことができたら  と思いますが そんな余裕のある日が果たして やってくるでしょうかね・・・

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