有機農業

春の作付けが始まるのだ

46636c38.さて 本日の写真 これは堆肥ですね 昨年の12月に仕込んで 一年経過したもの
何回か 切り替えして 置いておくと このようにこなれた状態になります 
 今日から 来春の作付けが スタート まずは 育苗してきた キャベツを密閉トンネルで定植 植えるキャベツの株の下に 先ほどの堆肥を1つ1つ手作業で 仕込んでいきます
明日以降 大根 にんじん と 種蒔きも始まる さあ いよいよ 来年のことを考えねば・・・ そうそう 大手種苗会社から 種のリストも届く なす とまとなど夏野菜
の品種を 考えなくては 

農業は まさに 体で覚える ということがとても重要な仕事 何冊本を読んだり 難解な論文を読み込んだりしても 野菜はできない 最近とても感じることの1つに 何かをやろうとするときに すぐに勉強を始めようとすること 日本人は真面目な人が多いのか かならず 学校へ行ったり どこかに通ったりして まずは 知識から 入る人が多いように思う もちろん それは 予備としては 必要だけども 学校に行くということは 実践から離れる という意味もある 大学の経済学の先生が 株式市場を読むことが全くできないように 知識 そのものの 限界を知る というのは とても重要だと思う 

たぶん 知識から 入ってしまうと 意味のない我慢 というのが 我慢できないんだと思う なぜこれをやらなくてはいけないのか? とその意味が前向きなものでなくては 無駄に感じてしまう でも 実際ものごとを習ったり 習熟するときは 一見意味のないものをから 始まることが多い もちろんあとから 何年もたって 初めて意味がわかる ということがまま あるんじゃないかと思う だから 最初のある意味 理不尽ですら思えるような 行為なり 作業を どれだけ もくもくとこなすかが のちのち 重要になる

畑は けっして 知性や思考からでは アクセスできない それを使うのはもっと後のことである 夕焼けのきれいな時に 沈む夕日を見ながら 体を畑の土に横たえてみる そのとき 畑の気持ちが じわじわっと 聞こえてくる(気がする) そのときは むしろ口からよだれたらしてるような 感じなんだよな(つまり あほってことか!?)

2 thoughts on “春の作付けが始まるのだ

  1. うーん 読んでいろいろ考えました
    体で覚えるって大事ですよね
    うまく言葉になりませんが・・・
    年が明けたらともだちを連れて畑へいきたいです。

  2. ああ 前回は急に予定変更してすいませんでした はい 是非 畑お越しください 寒いですけど 畑 気持ちいいですよ では また

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