田舎暮らし

4月の雨 春キャベツ 市民農園

421a22aa.今日も朝から雨 雨 雨 雨 雨・・・エンドレス 4月ってこんなに雨が多かったかな?というぐらい雨が多い 夏の野菜やらを畑に植えなくてはいけないのだけど これだとしばらく無理 これだけ降ってしまうと しばらく耕したりはできなくなる でもって 今日は出荷日 雨に打たれながらお野菜を収穫する なんと場所によっては 足首までずぼっとはまってしまう うう 大根を何本も抱えながらぬかるんだ畑の中を歩くと このまま遭難するのではという気持に駆られて 気持が萎える そんなこんなで 必死に収穫したのが今日の写真 春キャベツ 数があまりないのだけど 春白菜が出てくるまでなんとかもたせたい

そして 今日は一日寒かった 4月は夏の野菜の苗を育てているので 怖いのは 遅霜 研修生時代に この4月の遅霜でトマトの苗がたった一晩でだめになってしまったことを強烈に覚えている なので5月に入るまでは気が抜けない それにしても今年は雪が降らなかったし この4月も朝の冷え込みはそれほどでもない これもまた温暖化なんだろう 

いわゆる 田舎の休耕地の問題はいまや白日の元になってしまったわけだけど その解決策というのは いまだ これだ! という一手は出てこない 昔 農業の会社を立ち上げたときに 密かに僕が思っていたことの1つに 市民農園 というものがあった 田舎の空いた畑を 1反ぐらいを 週末都会の人たちに菜園として提供する 農家とすれば なんといっても季節や 野菜の値段の相場に左右されるということはなく 安定した収入が確保できるし 何より畑の管理を任せて尚且つ お金までいただくという 夢のような話だ もちろん都会の人からすれば 長期で安定的に自分の菜園を持てるし 週末だけ通って楽しみ それ以外の面倒な田舎の付き合いやら 地主とやらの交渉といったわずらわしいものとは無縁で農業が楽しめる まさに一石2鳥だ
 で ここで立ちはだかるのが 農地法 当然耕作は年間200日以上従事する農業者というのが前提であって 原則 またがし(地主と小作 から第3者に再び貸し出すこと)は認められていない いまや 農地はすてられるごとく荒れ果てていってるにもかかわらず 誰でもが 耕作することを禁じている で 政府はそうした現状を踏まえて 農地に関する 市民農園の貸し出しについて という農地の新たな法律を作って 活性化を試みたのが ここ最近の状況である で どうか うまくいってるのか?といえば なかなかうまくいっていないわけですね つまり こうしたことは 誰が音頭をとるのかが 田舎では重要 当然政府は 某農協さんに舵取りをやって欲しいわけですが そこはそれ あの農協さんのことですから 田舎ではなかなか微妙な問題なのですね ということで 休耕地の活用ということで 市民農園がドイツのクラインガルテンのような 広がりを見せるかどうかは これからということですな 

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