昔の話~農業に至った経緯

完熟ピーマン 農業に至った経緯その②

236c17e4.今日の写真 本日出荷の完熟ピーマン まあこう書くとなにやら丹精込めて作ったという雰囲気が醸し出されるが たんに ピーマンを全部取りきれなくて 気付くとこうして赤くなるというわけ 今日のお客さんには1個ずつぐらいの割合で入れてみた どうぞ食べてみてくださいませ

今日も朝から雨 お野菜の収穫をしているとどかどかとまた降ってきて おかげで下着までびしょぬれ 不快でたまらないが 我慢してなんとか出荷作業を終えて 昼に一旦家に帰り 冷え切った体をシャワーで暖める 生き返るが 昼からはまた雨で結局またずぶ濡れで 何をやってんだかという感じ

さて 今日のねた 農業に至った経緯その② えーと以前この項目で書いた続きなのだけど・・・ インドの旅から帰ってきた僕は すっきりとサラリーマンを辞めて 週末には山奥に行き ネイティブ・アメリカンの儀式を行い 肉体労働のバイトをしながら模索が始まった 農業にえんもゆかりもなかった僕は まず公共機関に行ってみた 新規就農相談センターというところ で 資金もなく 無農薬で農産物を作ってみたい と希望すると 担当のネクタイ締めた人は 急に体が斜めになり 資金は3000万ぐらいは必要ですな そしておわかりにならないかもしれませんが 農薬使わないとできないんですよ との冷ややかなコメント・・・ ふーん どうもぴんとこない そこから農協の窓口に行ってみたり イチゴ農家さんに出向いてみたりしたけど みんな 無農薬と聞いただけで けんもほろろ状態だった 当時はまだ今のようには有機農業というのは普及していなかったし でも 今なら明白だけど 聞く相手が間違っていた そして 暇があれば 本屋さんに行って 農業関係の本を読んだり 買ったりしていた もちろん 福岡さんの(わら一本の革命)を読み 自然農法でできるんだと思っていたし パーマカルチャーや シュタイナーのバイオダイナミック農法の本もこのころ読んで 漠然とこうした新しい農業の形ができればおもしろいんじゃないかなー なんて 頭でっかちになって 妄想うずまく世界に入り浸っていた その後の研修時代も含め 地獄の農業生活が待っているとも知らずに のん気だった・・・(続く)

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