新規就農

新規就農若者 

5584c4cd.さて 今日の写真 ねぎの植付けを行う若人 天気は悪く いつ雨が降ってきてもおかしくない日曜日 若者が3人やってくる 筑波大学の現役学生さん こせがれネットワークで知り合い 将来は 新規就農して 農業をやりたいと 希望に燃える N君を中心に 同じ農業サークルの仲間を連れてきてくれた 

 茨城の有機農家仲間のところにも 出いりしていて 畑にはわりと慣れているようで 作業も すこぶるはかどる 一人でやったら 2日はかかる作業を なんとか一日で終えた ほっとする 来てくれてありがとう 昼飯は 即席大根カレーにて おもてなし 農業バイトの経験もあるようで 慣行農家さんで 一日中 一人で 草むしりとかの体験もあるようだけど 僕のところでは みんな仲良く 話しながら ねぎを植えていくので 楽しんでもらえたようだった (くれぐれも あの農園の園主は変だったね?とか 寒い中えらいことやらされたなー とか 2ちゃんあたりに書き込まないでね) と お願いする

 将来 農業をやりたいと いうN君 もちろん非農家の出身で 一旦 農業関係の流通に就職し しばらく社会経験とお金を貯めて 満を持して 農業研修 その後 独立 と明確に 進路を設定 販売形態も 僕と同じ 多品種少量栽培で 宅配セットで顧客に送る という形をやりたいようだ まだ 20代前半 自分のそのころを思い返せば 鼻垂らして野山を駆け巡っていたぐらいの幼さしか思い浮かばないけど(二十歳越えて何しとんじゃ) それに比べれば 立派なもんだ ひと昔は 農業をやりたい というのは ロマン溢れる夢見る夢子ちゃんとか 社会に適応できない人とか(誰あろう私)が やりたいというような 破れかぶれみたいなのが 多かったけど N君は しっかりと計画性を立てて 将来を見据え こうして 実際の有機農家を尋ね 具体的な質問をして 何が必要なのか? を 見極めようとしている うーむ 彼に言う(いつか成功してフェラーリ乗って畑に来てよ)
バイオダイナミック農法にも 興味があるらしく 本を読んでいるとのことだったけど これに関しては あきらめたほうが良い と忠告しておいた(やり方説明したけどわけわからん顔してた)

 ちゃんとした 大学を出て 就職して 自分のやりたいことの選択の中に 農業 という職種が 選ばれる という時代 僕らの先輩農家さんが 夢見たことが少しずつではあるけど 芽は育ちつつある なんていうか うれしいな 一緒にがんばっていければな と 百姓おじさんは 思うのであった

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