田舎暮らし

エンダイブの苗 社会起業

a5fb0be5.今年の4月は 遅霜がなかった(あ でも深夜に少し雪ふったっけ?) 例年なら一回はあると思うけど これも温暖化の影響かな 4月に寒い晩がないということになれば 苗作りなど もう少し前倒しでいけるかもしれない こうして また少しずつ 種まきの時期がずれていく 

 今日は朝10時までが 葉物の時間 11時以降が果菜の時間 とバイオダイナミック・カレンダーでは決められている なので 10時までサニーレタスとエンダイブを植付け 午後からは とうもろこしを植え付ける 今日の写真は そのエンダイブの苗 このように苗作りは いかに根をしっかりと回すか がポイント 家庭菜園などをおやりになっている方は ホームセンターで苗を見るときに いくつかポイントがあるけど 鉢を少し開けてみて しっかりと苗が周っているか確認するといい 特に このゴールデンウイークでは 茄子やトマトなどを植えると思うけど 特に大事です 畑に植えた後 成長の度合いが全然違いますよ

さて 今日はお昼頃 以前このブログにも書いたけど 某大手コンサルタント会社のN氏がやってくる 夕方には都内に帰る途中で寄っていただく このお方 僕のホームページを 社会起業 のWEBサイトで見つけて 連絡いただき 農関係で何かできないかと 模索してきた 
 そう 時代は今や 社会貢献 本来は企業がそうした役割があるはずだけど 利益一点張りの世界 社会に役立つ生き方を目指す 若者を中心に 環境問題 ともあいまって 一種のブームとなっている 僕の見るところ 今の日本の 社会起業 なるものの 基軸 となっているのが (技術)である 新しい発見 新しい素材 新しいエネルギーを中心とした その素晴らしい技術を 直接利益ではなくて 世に広く提案したいと いう意図がある ただそれは 技術者が中心としたものであって 一般の人とは少し縁が遠い N氏と語ったことでいえば 農村ー都会 という関係 ここにある 人も含めた ソフトが完全に抜け落ちていて 今の日本社会の行き詰まりが端的に現れているということ 地方分権を推進したいのはわかるけど 今のような 都市と農村のギャップをなくさない限り うまくはいかない そこには なんらかの啓蒙のような新たな考え方なりといった ソフトをもってこなくては・・・ という話で そこらへんはまだまだ 手付かずの状態でチャンスは多い たまに 都内に行くと 農がブームのようで そういう話をされるし 質問もある だけど この地元の成田に帰ってきて思うのは 田舎ではそうした雰囲気はほとんどない 今年もまた 古民家の前の見渡す限りの田んぼで 耕作放棄して 田植えをしないものが 出てきている 

 僕が借りている 古民家で話をしたのだけど N氏はこの古民家いたく気に入ったようだった (なんとかしたいですね) もちろん 僕もそう思っている ないのは 資金と時間だ たぶん 近いうちになにか一緒にやれる状況ができると思う 農家がどんどん畑から 外に出て行く時代 もちろん生産をきっちりやることが 条件となる 楽しみがこれでまた ひとつ増えた  

3 thoughts on “エンダイブの苗 社会起業

  1. そうそう。いろんな方が農に関心を示していますね。怪しい農業資材屋とかも出てくるし。これを使えば無農薬が簡単にできるとか、天体の動きがどうとか。あっ失礼。
    ほんと、農家の方は相変わらず暗い顔してますよね。先日も結婚できない40歳の農家の世話してくれって言われました。ぁっこれまた失礼しました。

  2. ははは 全部私のことではありませんか!でも僕はオープンにしてますが 本当に危ない人は 茨城にいると思います アースでい呼びかけに応じず すいません もう少し早ければ 対応できたかもですが・・・

  3. これ弓さんのことではなく、最近本当にあった話です。ナサラ農法というネットワークビジネスとかがはびこってますみなさん気を付けてね。隣町の農家さんは40で独身もしかしたらチェリーボーイ?やばいです。もちろん弓さんのことではないですよ。

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