有機農業

試し堀り落花生 学者中沢新一氏

14911f64.さて 台風が去り また太平洋で次の台風が生まれる この9月・10月という時期にわりと大きな台風がやってくることが多い 以前の農園で畑の横に作っていた じゃがいも保管小屋が 吹っ飛ばされたことがあった 台風は恐ろしい あの強風が吹き荒れる前の 大気が妙な静けさに一瞬陥る時が なんとも不気味だ

 9月に入り 忙しさに拍車がかかる 今日は土曜日 恒例新規就農希望K君が来てくれて
せっせと作業に追われる なんと今朝 明日のイベントで僕のミスで不備があり 目黒~成田を往復 その2時間の間 白菜を植付けてもらう 帰ってきて 大根の播きなおしや 葉物を直播きなど がんがん作付けを行う 明日は一日都内なので 今日が勝負 秋・冬は待ったなし の1発勝負 パチンコ・競馬よりも 人生かかっている分 スリリングなギャンブルだ(そのわりには配当は低い)

学者 中沢新一氏 先週の週間文春の投稿(これからの時代の突破口を探す) というタイトルで 書いているその内容が素晴らしい というか この中沢新一氏という学者さんは チベット密教の高僧に 実際に弟子入りして 密教の修行もされた 日本で数少ない 本物の 学者で 昔から著書をよく読んでいて その具体性のある説には 学者離れしたリアルさがある で 今回の投稿の一部を書くと (最近は農業が注目されていますが 新自由主義が焦げ付いた今 これはもう単なるブームではなく止められない流れでしょう 僕もようやく 重農主義 の旗を掲げられる時がきました これは 人間の行いは最終的には自然によって決定されているという考え方なんですが 僕はここにこそ金融資本主義の先を考えるヒントがあると思っている 今生まれつつある重農主義は部分的 局所的に癒しへ向っているけれど それではもう対処できない うんぬんかんぬん・・・)

 頭のいい人独特の言い回しがたくさんあるけれど 僕が言いたいことを難しく言っているように聞こえる(新自由主義って何?) 農業ブームをアカデミックに紐解くと こうなる ということでしょう ただ もっと 答えはシンプルなはずだ 農業は思想やイデオロギーで捉える主義などは たくさんあるのだろうけど 畑の実際は そんなものは関係ない 
(がたがた言ってないで草むしれ!) そう ここにこそ 答えがあるのである
今日の写真 試し堀りした 落花生 K君初めて落花生を収穫して土の中にある豆に驚いていたよ

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