有機農業

鶏糞出し 肉体の使い方 その①

033c77c4.さて 昼間でもすっかり寒い 台風がそれてくれてありがたく 雨もそぼってくれたのでこれまたありがたい そんな土曜日には 新規就農希望の二人の人がやってくる K君とTさん ということで ハードワークな仕事ということで いつも卵をいただいている にわとり村の佐藤さんの平飼い鶏糞を取りにいく(今日の写真) 

 でもって K君はとびのバイトをやったりして 体の動きやきれ など農業者向きの肉体ができつつある それに対して Tさんは 9月末にIT関係のお勤めをやめて これから農業研修先を本格的に模索する段階で まだ肉体労働に慣れてなくて 一体約30キロあまりの鶏糞を持つのも 一苦労のようだ 素人の人が 重いものを持つときは どうしても腕の力でもとうとするために 必ず 腰をやられる それを避けるには 自分の体重をうまく使って 体全体の外側の力を使って 腰や腕に負担をかけない持ち方をすると 疲れないしそんなに重く感じない これは 介護の現場でも使われている 古武道の動きの基本となる
水の張った田んぼの中をバランスよく歩く というのも いにしえの技術だ
 
 へその下 丹田という場所を鍛えると 重心がしっかりと地面に根を張り すり足や 体重移動がスムーズになり 疲れない イチローが腹筋を鍛えずに インナーマッする 体の内側にある 筋肉を鍛えることにより あの柔らかさとしなやかさを 手にして 怪我を防止していることは 有名だ 松井やレッドソックスの松坂など 筋肉やパワーを鍛えると
必ず どこかに負担がかかり 松井のように 膝をこわす 筋肉と骨との関係は奥が深く 骨には いろんな情報が詰まっていて 筋肉は感情の記憶を司っている そして もう1つが 血液・・・これ以上は危ない話・・・そうはいっても 結局 ケアしないと僕のように いろんなところが 壊れていく ああ 腰が痛い・・・

1 thought on “鶏糞出し 肉体の使い方 その①

  1. 古武道!いいですねえ。合気道やって10年。私たちの師範の重心の移動を感じてびっくり。師範が、重心を体の上に持ってこられると、男性二人から両腕抱えられて軽々持ち上げられるけれど、したのした、地面の下に下げたよといわれると、これがびくともしなくなる。はてさて不思議なものだ、人間の身体。
    甲野さんが、古武道の体捌きを応用して介護の現場でもどうかなと提案しておられますね。介護者が腰などを痛めないように。
    農業でも応用できるかもですか?日常でもしなやかな体捌きでいきたいものです。人間関係に応用したいけれど、かなり上級ですねえ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA