新規就農

秋 里芋堀り 世代

435e959a.秋ですな 古民家の庭ではトンボが飛び回っている 畑の草も勢いが落ちて ようやく虫も落ち着いてきた でも 結局玉ねぎはほぼ全滅 直播きしたところは きれいになくなってまるで滑走路のようだ 

 インフルエンザが流行っているようだけど どうやら風邪を引いたようだ ようだというのは 風邪の症状に似ているけど 厳密にはそうではなくて ただ 疲れていて微熱があり 免疫が落ちている感じ 昨日は出荷があったし 今日は 朝から新規就農希望の二人が来てくれるので 寝こんでいる場合ではない ここは 一発ドーピング ゆんけるを注入して乗り切る てことで 今日は 根菜の日 ようやく里芋を掘り始める(今日の写真) 春に植えたものを 掘っていくのだけど 当然 我が農園はすべてが手作業 儲かっている農家ならば 機械でさーっと走れば その後ろに 芋がごろごろと出てきて 集めれば終わりなのだけど 一株一株 スコップで芋の株を掘り出していく 昔は どうだ!と思いながら やっていたけど 最近は もう喉から手が出るほど機械が欲しい あともう何年もこんなことしてたら体がもたんな なんとかすんべ・・・

 今日来てくれた 新規就農希望のTさん 僕のところ以外にも 千葉で有名な有機農家さんのところにも 週1日通うことになった いわゆる有機農業研究会の重鎮 僕らが第一世代と呼ぶ 農家さんだ (同じ有機農家さんといってもいろいろと違うんですね) その通り 僕のような新規就農した有機農家というのは すべてが借り物からスタートする 住むところ 畑 縁もゆかりもない田舎で 営農していくということは ゼロからのスタートではなくて マイナスからになる あたふたした日常に追われ 数年先が見えない状況になることもある それに対して代々農家さんで 家も自前 畑も自前 そして 有機農業始めて30年ということになれば それはそれは わりかし ゆったりで 必ず 朝10時と昼3時には 休憩があるそうな・・ごめんね我が農園にはそんなものはない 
 ただ Tさんにも言ったけど だからといって 僕ら第2世代が負けているわけではなくて 僕らしかできないこともあるし それをやっていかなくては意味がない ひとつはネットとの付き合い方 消費者との関係性 そして販売方法にまつわる それぞれの演出の仕方
さらに 営農 という以外の分野をどう開拓していくか そこまでいけば 単に 農産物を作って売る という以外の可能性が広がる 農家 という枠をはみ出せば Fuck!な農業界から 一歩足を抜け出せる なんてね・・・足抜けたはいいが 棺おけに突っ込んだりして・・

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