『旬の有機野菜セット』

6月第1週「旬の有機野菜セット」~白菜まだあるよ編・相対的貧困率

0e0494a7.JPG6月第1週 「旬の有機野菜セット」~白菜まだあるよ編~

新玉ねぎ 大根 キャベツ 葉付き人参 白菜 ブロッコリー 小カブ ちんげんさい みぶ菜 グリーンリーフ レッドマスタード

 さて 野菜はたくさん 6月に入り例年この時期は安心して出荷ができる どちらかといえば 野菜がたくさんありすぎて 使えないものが出てきて 畑で廃棄する心配が出てきたりする時期 今回予定にはなかったブロッコリーも(収穫風景は動画で配信しています)
ふと発見してあわてて入れることになった 山東菜もベッドの半分も使っていない 直売所においても全然売れないしな・・ ま 来週からはズッキーニが出てくるしで またどうぞ よろしくお願いします あ 新じゃがも掘りますね

ナスを植えまくる 第1弾はトンネルの中ですくすくと育っている(今日の写真) 第2弾がようやく終わり 今年のナスはこれで生育を待つのみ 全部で500株ほど 昨年よりも100株程度多く 苗作るのに時間がかかった これでナスができてくるまで お客様には 今 しばらくお待ちくださいませ

 (相対的貧困率)・・・ 平均所得のその半分に満たない層のことを言うらしい 日本だと 平均年収400万前後のその半分に満たない層が 全体の15・7パーセント いつぞやかの朝日新聞で 衝撃との記事だった いわゆる 格差社会 を表している数字 

僕が10代を過ごした80年代は 希望に満ち溢れ バブル前のいけいけどんどんという雰囲気が社会に漂っていて 学生時代を過ごしたキャンパスにはふわふわしたものがたくさん満ち溢れていたように思う これから もっとよくなる もっと豊かになる と当然のように思っていた時代 あれから20年以上経ち 社会の中にある不満や不安がはちきれんばかりになってしまった 世相は暗いものを映しがちだ 
 あんまり都内には出ない百姓仕事の僕だけど 80年代ごろに都内に来たときよりも 貧乏人の行く場所が 今は限定されつつあるような気がする お金もちはお金持ち同士寄り集まって エスタブリッシュメントを形成し より排他的になっている感じがする 高層ビルに閉じこもり 胸から標章を何かぶら下げてないと入れない場所 貧乏人は 下からあるいは 遠くから見上げることしかできない これからは 収入はもちろんだけど 価値観やライフスタイルなど よりばらばらになっていき 隣の人が何を考えて どう感じているのかが 目に見えないことになるだろう 社会に生きる人たちは これから自分が生きる場所である コミュニティを探す旅を始めるだろう そこで同じ価値観を持つ人と出会い ともに暮らし つかのまの一体感を味わう そうした ばらばらな社会と 小さなコミュニティの中で生きることになる個人 そこには 幸せがあるだろうか 今の僕らが 思う幸せとは違うものがあるのだろうか・・・

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