田舎暮らし

かぼちゃが当たり 夏休みと田舎

5250d117.jpg今日の写真 かぼちゃを収穫してきて 古民家にて保管したところ(これでまだ収穫始まったばかり) 今年はかぼちゃの当たり年 病気もなくよくできた やはり苗を植えてがっちりトンネルしたのが効果大 つるが伸びてきても 裾を上げてできるだけトンネルを引っ張って 大きくしたのが良かったと思う でも たくさんできたということは たくさん収穫して運ぶということを意味するわけで・・・ちょうど お昼頃に30分新規就農希望Tさんと 集めたのだけど 収穫コンテナにかぼちゃ満載だと 重いのなんの・・・Tさんは暑さと重さで ふらふらだった・・・

 明日は海の日で祭日 もう世間は夏休みか・・・夏休みといえば やはり 子供時代 僕は田舎の山育ち 小学校のころは 山の中の小川で遊んだり 山の上にそびえる入道雲がもくもくしていて 空と山が僕の子供時代の象徴だ 楽しかった 自然がどうとかいう前に
山奥で育ったので 20歳を超えて 都会に出てきて そうか町で育った人のほうが多いんだな と当たり前のことに気づいて 自分の田舎者育ちが恥ずかしく感じたこともあった
 子供の時は 自然が豊かな場所で育てたい と思う人は多いと思うけど 自分が特に情緒面で何かしら豊かなものが培われたとかは全く思わないけど でも 自分の中に あの豊かだった 田舎の風景や自分と自然が理屈でなくて しっかりと根っこの部分で結びついているという感覚が 今でも保持できているからこそ 百姓 をやってられるんだな と思う
 だけど あの時代の昔の何も知らない子供時代は 素敵だったけど ものごごろついて
自我を持ち始めたときに感じた なんともいえないあの鬱屈した感じ どこにも行けないべたっとしたのりのように肌に張りつく感じが どうにもいやだった 家の周囲にある すべての見知った人や風景が これからの自分の足を強烈に引っ張っているように感じたものだそう たぶん 田舎から都会へ出てきた人の多くは 僕のように 意外と複雑に捉えているような気がする

 でもそれでも 田舎はいいと思う 僕はもう都市には行くつもりもないし夕方にはすぐに畑に帰りたくなるぐらいのほんまもんの田舎者になったけど 田舎を残すというよりも 自分がいてほっとする 田舎を作っていきたいと思う ま そんなふうに思いますです 

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