有機農業

畑ツアー 満員御礼!ありがとうございます・・2億年の発掘作業

6f8141e8.jpgまずは 明後日12月4(土)の 第1回畑ツアー なんと(!)20名様満員御礼 ということで募集締め切りました お申込みいただきました方には篤く御礼申し上げます てことで そんなにたくさん来るとは想定してなかったので 夕方から 準備に追われて買い物行ったり 林君から電話あったりで いやはや忙しい でも 今後 定期的に開催するつもりなので ひとつの試金石にしたい 来てくれた方には できるだけのおもてなしをしたいと思います 

 都会ー田舎 の交流というのは最近ではよく見かけるわけだけど 農家が自分で都会に行って直接話をしたり こうして 今度は都会の方々が実際の畑を見て そこからいろんなことを感じたりというのは 実際はなかなかないことだ 昨今の農業ブームもしかりで 本質はなかなか見えてこず なんだか その周辺でマスコミを中心にわいわいしているだけで
いったい 誰が何を目的に何をやろうとしているのかが わからないなといつも感じていた
 そんなわけで 僕も都市に行くといろんなものを感じて勉強になる 同じように 都市に住む人にも 実際の畑を感じて そこから次に何かが生まれるステップになったらいいなと思います ただ まあ たくさん来てくれたら 単純にそれで 僕は楽しいです よろしくお願いします(なんといっても今回は僕のテリトリー 百姓ラップからネイティブソングまで飛び出すのか乞うご期待ハードル上げんな)

 今日の写真 これは2億年前の地層から何かを発掘しようとしている現場です 厚さ数センチで約1千年あまり それが徐々に堆積して・・・・すいません 嘘です わかる人がみたら これは 踏み込み温床 というものだとわかると思います(実際は1年しかたってません) 
毎年 1月に踏み込んで 発酵熱を利用して夏野菜の種を育てて この冬に外に出して また来年1月に踏む準備をします これもまた育苗の土に使ったりして 1年というサイクルが終わりなく続いていきます あれだけ水を投入してもこうしてからからに乾いてしまい スコップで中をかきまわすと 嫌気性の発酵匂が飛び交います 
 昔の人は こうして発酵という技術を用いて 味噌作ったりして 湿気の多い気候を利用して 農業を営んできた たしかに この温床はとても手間がかかる面倒なものだけど 年に一回やることで いろんなものを学ぶことができる なんといっても これやっていると ちゃんとした有機農家 という自覚が芽生える気がするんだな ま 錯覚かもだけどね

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