昔の話~農業に至った経緯

飴と鞭 寒!成人式

27275280.jpg小屋作りにはまってしまって だいたい完成なのだけど アングルパイプやピアノ線など 農業資材をきれいにまとめておく棚を作り始めた 何かを作る作業は楽しい 野菜作りも楽しいけど この大工仕事も楽しい 作るという行為に没頭し始めると 時間が止まって 自分すら忘れてしまう・・・そんな時は 思い出したように一服というのが今日の写真 電動ドライバーとコアラのいちご味 まさに飴と鞭だ

 いやしかし 寒くなってきた 古民家はこの時期外よりも寒い 家の後ろに山を背負っているので 日が当らない場所があって 日中でも出荷場所の土間はめちゃめちゃ寒い 足元から冷えがやってくる 明日の朝は 天気予報だとここ成田は マイナス7度・・・おいおい 勘弁して欲しい 明日は出荷なんだぜ と嘆いていてもしょうがないので 今日の夕方から 野菜を収穫 古民家にて保存しておく 夜じっくり寝て 明日の出荷で箱に詰められるまでしばしの別れ・・

 さて 今日は祝日 成人の日 昔は1月15と決まっていたけど 今年は10 みなさんはどんな思い出があったりしますか? 20歳のときには どんなことを感じてどんな人生を送ろうと思っていましたか? 僕は20歳の成人式には出ていない というか大学受験でそれどころではなかった 高校を出て2年 完全なる迷走人生の始まりにふさわしい まったくもってひどい2年だった 目の前に迫った試験に備えて たぶん 精神状態はかなり追いつめられていて そのころのことは実はあまり憶えていない ひたすら受験勉強をして第都会の予備校に片道2時間近くかけて通っていて てんぱっていたのだと思う

 東京に行きたかったのだけど 第一志望は落ちて第二志望の大学に行くことになり関西へ行くことになった(このあたりからすでに予定外)入学式の日 レイバンのサングラスに髪は肩にかかり 黒のパンツにどくろマークのブーツという格好 式次第でいきなり 讃美歌を歌い始めた壇上を見て (あ 間違った)とすぐに直観した 時代はバブルが起きる直前
 キャンパスは浮かれていて どこにも自分の居場所はなかった 結局ふらふらして きづいたら 夜の世界に飛び込んでいた あれから 20数年・・・あの20歳のときが 青春だったなんて 冗談じゃない あんなに苦しくて みじめで 自分のことがさっぱりわからない時代なんてまっぴらごめんだ そう 僕にとって 青春はこれからだ 自分で野菜を作って自分のお客様にお届けして 飯を食っている 24時間すべてを自分のコントロール下にある 今のこの状況が 自分のやりたいようにやれる 青春真っ盛りなのです・・・(しかして頭坊主で なぜか腰が痛い・・髪はどこに行った?) でも20年かけて青春を取り戻してやったぜbaby-

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