さて 2月も終盤 2月中にじゃがいもを植え付けてしまいたいところだけど このところ雨が多いのが痛い じゃがいもは雨に弱い 植え付けたらこのまま収穫の6・7月までなので できるだけいい条件で植えたいところ・・・で 昨夜明け方に布団の中で 外で雨が降っている音がかすかに聞こえた 寝ながら ああ 今日は植えられないな・・・と思ったのが 運の尽き そこでたぶん気持ちが切れてしまった 朝起きて体が言うこと効かない 正月明けてから まともな休みがなかったからか 鉛のように重い
そして ここ1週間でどういうわけか 宅配をやめるお客様が重なったこともあり ドスンと 落ちてしまったようだ・・・ま こういうこともあるさ・・・ということで こんな時はもう あきらめて すぐ近くの温泉に行く 今年初!のオフ!ということで 朝っぱらから 露天風呂とサウナに入って 体を休める・・・・ま オフと言っても 当然午後からは仕事をする(一日サボるほど我が農園には余裕はない)温泉帰ってきて また顧客が減っていた・・・(一気に湯ざめ)
僕のようにホームページを立ち上げて農産物の販売をしていると いわゆる新規で立ち上げたネット販売のところから よくお誘いのメールが来る 多い時は月に数社・・・だいたい内容はみんな似通っている 手数料はだいたい1割 そちらの会社のホームページにお客さんから注文が来ると こちらに流れてきて お客さんへ直送するというシステム ま 中には 通常の4割引きでやってくれ という身の程知らずな業者もいる・・・
僕がホームページを作って こうして細々とネットでの注文をやるようになって 8年ぐらいになるかな・・・その間 ネット販売というものは急成長したわけだけど やはり変わったのは 消費者の意識 昔に比べて なんせ選択の幅が広がったわけで ネットから注文が来ると ぴかぴかの有機野菜が当然のように届くと思っている消費者が大半だ
なので 僕のような形も見てくれも悪いお野菜が届くと びっくりして クレームの連絡があったり(今のじゃがいものしわしわとか) 9割方 たった一度のお試しセットで終わってしまうのですね ・・・
で 先の業者の話だけど たいがい異業種参入で 福祉や食品関係 ワインなどの輸入を扱う業者が 農産物のネット販売を思いつくわけだけど いったいどこで 利益を上げようとしているのか どれぐらいの数字を目指してやろうとしているのか まあ はっきりいって 100円・200円の大根とかの中間手数料で 利益が上がると思っているその神経がわからない 僕のように 生産ー直送ー販売 すべてを一手に一人でやっているからこそ 利益のほとんどを手にできる 中間手数料だけで 食べていける訳はない 農産物は安い そして 生鮮だから保存も効かない そして 畑や農業の現場を何も知らないのに 消費者からのクレームが来た時に なんと言いわけするのだろう 僕の場合は 自分で作っているから いつ種を播いて どのように畑で育てて なんでしたら見に来てください と言えるけど その会社は 最終的に (きれいなものを出荷してください)としか 生産者には言うしかないだろう なので 決してそうした業者は 生産者の側には立たない 都合の良い責任を取らない形で 生産者と消費者の間に立つことにならざるを得ない それをビジネスと言うのでしょうが 僕は 搾取と捉えます
ま どちらにしろ 僕より農業のこと知らずして 僕が自分の野菜をその業者に預けるわけがないのだけどね・・・なんといっても 最初から 莫大な利益を目指して 農業始めたわけではないので 僕なんかは 金では動かないんですね かっこよく言えば 利益がなくとも こちらの 義 に訴える何かがあれば 喜んでどこにでも野菜を出すんですよ・・・
(あ でも 大根一本 1000円で買ってくれるなら 魂売ってもいいかもウフ◎ お前の義とやらは千円より安いんかい!やっぱ最後下世話) 今日の写真 種屋のとうもろこしのコーナー とうもろだけでこんなにあるんですよ・・
さすが哲学がある人は違うよ!
魂をこめて野菜を作る。
弓木野イズムにどんどん嵌って行く。
忘れかけた人の心が蘇ってくるようだ。
スコップで掘るおふくろ大根も丹精こめて育てたからすっかり太っちゃって?
体が資本だから体だけはご自愛ください。ボクのブログよりぜんぜん魂がこもっていて読んでいて楽しい!
契約書責任もって届けてきます!