新規就農

にら 新規就農 コラボ?年貢だろ?

5月27ニラ収穫

さて 今日の写真 今年最初の出荷をしている にら こうして収穫して出荷するわけだけど すると最初に収穫したものが もうどんどん伸びてくる 順次 こうしてたまに入ります 

 さて 今日も雨 朝からしとしと降り続く 今これを書いている外はもう 土砂降りに強風が加わって えらいことになっている 植えたばかりのナスなどは 支柱にひもでくくりつけているとはいえ どうなっているだろうか・・ま 茄子をその時期が来て 植えたのは僕の都合 台風がやってくるのは 生態系の都合 どちらも何も悪くなく その結果も 何も悪くない たとえ 結果がどうあってもだ・・・・

今日は日曜日 研修生Tさんが久々に畑に来てくれる 今年の夏あたりに新規就農を視野に入れて 動き始めた
畑は雨続きで入れないので 仕事は 作業小屋の片づけ 秋の作付けが始まる 7月に向けて 整備しておかないと やばいので 今のうちにできることをやる 
ま こんな雨の時は 自然と 今後の新規就農の話になったりする 自慢ではないけど 僕は新規就農を2度経験している その意味では 縁もゆかりもない場所で 農業を始めて 生計を立てるということが どういうことなのか は いろんな経験をしてきたつもりだ 結論から言えば 最初から家も土地も畑も機械もある 既存の農家さんには 僕らのようなどこの馬の骨かわからない状況で 新規就農した人の気持ちは 絶対にわからない
その意味で 僕は 基本的には 新規就農した農家に肩入れするのは仕方ないことだというのはわかってもらえることと思う(もちろん既存の農家も仲間だから頑張って欲しいと思っています)

 今日Tさんの口から (農業って何ですかね?) とぽつりと言った ああ 良い言葉が出たな とその時思った そう 農業と言うのは 農作物を作って売って生計を立てる という部分は実は 全体のほんの少ししかない それ以外の 要素が実は 農業で食べていけるかどうかの 鍵を握ることが多いという実例をたくさん見て来た
Tさんも 農業の世界に飛び込んで研修しながらいろんな面を見てきて だんだんとロマンが抜け落ちてきて 現実と さらにその奥にあるものを感じ始めたからこそ 先の言葉が出て来たのだろう 

 昼からは ちょっと離れた同じ地域の街に 農園を移転したTさんを久々に訪ねようかと思い連絡してみる
3年ぐらい前に初めて会った時には 温暖な地域でもう農園を展開していたのだけど プライベートなことも含めて いろんな問題があったようで 僕のところに相談に来られた そして 今年の春に新規就農して心機一転 再スタートとなった 様子をうかがうと やはり ほぼ一年農園を閉鎖したこともあり 多くの顧客が離れてしまったようだけど それでも なんとか頑張っているようだった 
 昼過ぎには訪ねていってもいいか?と聞くと (ああ ごめんなさい 昼からは都内のカフェでコラボのプランがありまして・・・)(・・・・・都内でカフェでコラボ???) うーむ・・・・横文字が多くて カフェ・・コラボ・・ 内心 有機農家としては 似つかわしくない用語ではないかと・・・ お代官様に直訴して年貢を・・・このあたりがふさわしい言葉ではないかと・・・とにかく この雨の中 こっちは汚い小屋の片づけをしているというに 都内のおされなカフェにてコラボなぞと聞いて 心穏やかではなくて 散々嫌味を言ってやった・・・・まあ これが正しい 仲間の応援の仕方です・・・嫉妬100パー  

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