田舎暮らし

5月最終週~6月第1週「旬の有機野菜セット」~白菜初出荷編・日本の誇る農家のかみさん 畑ツアー募集!

5月31白菜初出荷

5月最終週~6月第1週「旬の有機野菜セット」~白菜初出荷編

大根 白菜 葉付き人参 みぶ菜 小松菜or山東菜 ちんげんさい (ズッキーニ にら みさきキャベツ 小カブ
辛味大根 からどれか)

 さて あれだけあったえんどう君が終わってしまった その代わりに白菜が初出荷 去るものとやってくるもの 季節が巡って 時は流れ 出会いと別れがやってくる(かっこつけすぎ) ズッキーニがぼちぼち そして 辛味大根がほんの少し出て来た・・・ま 時期的に いろんな野菜がぼちぼち出来てくるので ま 何が入るかはお楽しみに というところです・・・

 今日も雨が降る まさに梅雨本番ですな そして 寒い・・・雨が降ったら畑には入れない だけど 草は刈れる ってことで 先日購入した 草刈り機でがんがん畑の草を刈りまくる 体の外側から雨が入ってきて濡れて 体の内側からは 汗で濡れる どこからが雨でどこからが汗かよくわからない 雨合羽を着ての作業は 何かしら 雪山登山に近いものがある 人間は環境に弱い 雨や風というものが それほど人の体力を奪うものなのか なので 雨の時の作業は できるだけ切りのいいところでやめる 無理にやると 怪我の元 
 そんな中 僕が使っている C・D・E 3枚の畑5反ばかりの周囲には ひたすら さつまいも畑が広がる つい 先日まで何もなかったところに いきなり かまぼこ型のマルチの山が突如出現して どこからともなく おばあちゃんが現れて ひたすら さつまの苗を差していく 毎年 同じ光景だけど いやはや さつまいも専業農家というのは 凄いね・・・・ 僕も季節に追われているけど 彼らはもっと追われている なんといって 短期間に 何ヘクタールもすべて さつまいもをやってしまわないといけないから どんどんどんどん 先へ進んでいく 

 そして だいたい それぞれの畑を見ていると 60代70代のおじいちゃんおばあちゃん二人で仕事をしている 遠くからだけど ちらちら見ていると その夫婦独特の間合いというか コミュニケーションがあって奥が深くておもしろい で 農家というのは 表側はやはり 旦那さんが主体ではあるのだけど 実質家中のことなど 大部分は かみさんが握っている 家の中では けっして台所には立たず はしより重いものは持たない という旦那さんがほとんどだ だからといって 何をするわけでもなくぼーっと居間で新聞読んでたりする かみさんは 朝誰よりも早く起きて 子供たちの弁当を作ったり 同時に朝ご飯を作り 場合によっては 高齢のねたきりの老人の介護もあったり そして 昼は農作業 そして 掃除に洗濯・・・やることはきりがない 僕は 農業の世界に入って いろんな農家さんを見たけど 凄い農家さんというのは 何よりも おかみさんが凄い 常にだんなさんを立てて 自分は2歩控えて いつも腰を浮かして こまごまと動く 
 
 日本の高度成長を支えたのは 都市に貴重な若者を供給し続けた こうした跡取りのいない農家で その農家を支えたのは 実は 農家のおかみさんだ たぶん 今の若い人の 日々の労働の何倍も今でも働いている だからこそ それを知っているからこそ かわいい我が娘を 農家の嫁に出したくない というわけだ 
サラリーマンならば 旦那は朝 家を出ていくだけ そして 週に1~2日は旦那も休みがある 正月やお盆には 農家のおかみさんというのは 大忙し 親戚が集まる 法事がある 何かにつけて 忙しい 僕はいつもそういう行事の時には 旦那さん連中が 居間でたばこをふかし ほとんど役に立たないよた話をしているのを聞くよりも
 台所でてきぱき用意する おかみさんの動きのほうが 勉強になると思った まったくもって 農家のかみさんは凄い はっきりいって 田舎の農家のおかみさんの 爪の垢をどこかの研究所が培養して 渋谷をうろうろする他の惑星から来たようなギャルに強制ワクチンとして 接種したほうが よほど 日本のためにはいいと思う

 農業の技術は 僕らのような存在が受け継ぐことができる だけど こうしたおかみさんの 労働や家の中での振る舞いなど たくさんの知恵に基づいたものは たぶん 失われていくだろう これもまた 日本の文化の喪失だと思う ま これも仕方のないことです・・・・

 さて 7月3(日)畑ツアーです ホームページのTOPページから申込みできます どうぞどしどしお越しくださいませ!じゃがいも掘り掘りしますよー!

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