新規就農

寒い・・・ 有機農家の勉強会 

11月16勉強会

今朝は寒かった 里芋の貯蔵穴にトンネル張ろうかと土などを寄せると ところどころ 氷が・・・・おお もう そんな季節なのですね あわてて 貯蔵穴にトンネル張るのと 畑で寝かせて保存するものに かんれいしゃやトンネルを地面に這わせていく よく 考えたら 11月も半ば 今月の終わりに入ると 白菜のひもかけが始まる そう 畑は寒さ対策に追われるということです でも この季節の何が素晴らしいって それは 空気のうまいこと・・・朝 家から外に出て 最初の一息を胸一杯に吸い込むと 冷たくて清浄な朝のきりりとした匂いが充満する(ときには牛フンのにおいも混じるけど) ああ 冬の季節が来たな と思う 
 12月 そして 年が開けて 1月 とじっくりと冬を楽しもうと思う だって 2月に入れば じゃがいもうえが始まればもう そこは畑モードになってしまう それまでは 畑の霜柱踏みしめたり(ざくざく) しばれる手で白菜収穫したりして 自分の脇の下で暖めたり・・・ 僕は 12月生まれ ・・・そう 誕生日がやってくるし 真冬の寒さの中で生まれた僕は 常夏よりも 冬が好きなんだなと思う・・・・

 さて 今日の写真 研修生田中さんが 隣のその隣の町あたりで 独立就農したのだけど その周辺で 新規就農した農家さんの集まりがあって 僕も参加する で この写真の古民家の持ち主は 2年前に知り合い そのころは まだ 暖かい地方で 有機農業を展開していたのだけど わけあって 農園を移転された Tさん 僕のブログにも書いたことあるのだけど 昨年のちょうど今ぐらいにお会いして以来 まさに 灯台もとぐらし 世間は狭い そして 今回1年ぶりにお会いして びっくり すでに 入籍も済ませた パートナーもいらっしゃって 幸せいっぱい・・・ 農園移転をせざるを得なかった以前の彼の苦難の時代もよく知っている僕としては もちろん 心から祝福したいわけだけど そこは 有機農家としての正しい付き合い方その1(初対面の奥様には 昔の彼女は実は僕なんですよ的なジャブで二人の絆を確認するのも忘れない)

 今回集まった方々は 年齢もバラバラで なぜ農業を始めたのかも それぞれ動機もバラバラ 皆さんのその経緯を簡単に 聞いているだけで 人生勉強になる とにもかくにも こうして 農業 とりわけ 有機農業というものに 人生を賭ける仲間がいると思うと 本当に 胸が熱くなる 
 たまたま僕の隣にいた方は なんと20代の半ば(僕とはふたまわりも違う!) 親父さんが慣行農家でトマトを作ってらして 若い彼は 有機農業をしている そして すでにパートナーもいて お子さんもいる うーむ・・・
この時点で 僕は敗北感が漂い 思わず (フェラーリの助手席に乗せて欲しい)と 口走ってしまう(彼はどん引きだった)
 こうして 定期的に集まって 作物栽培のことなどを 勉強する 今回で3回目だった みんな偉いなと思う

時代は変わったなと思う すでに 農業で生計を立てようとする という行為は 不思議なことでもなんでもなくなった もちろん 3・11以降 農業には北風が吹いている 吹きまくっている だけどもだ それとは関係なく(いやむしろだからこそか) こうして 農業をやっていこうとする人たちが 後を絶たないのは 時代が後押しをしているからに他ならない 時代が後を押し 社会が後を押し 最後には 地球が後を押している・・・ように 僕には見える みんな 目が真剣で 僕なんかずっとアホなことばかり話してたけども 冗談抜きで 彼らに負けないように 僕も頑張ろうと思います・・・・
 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA