新規就農

5月第4週「旬の有機野菜セット」~白菜出荷・イベント後・畑カフェ模索

5月23春白菜出荷

5月第4週 「旬の有機野菜セット」~春白菜出荷編

 じゃがいも(きたあかり) 春大根 葉付き人参 みさきキャベツ 春白菜 ブロッコリー類 小松菜 ラデッシュ
マスタード えんどう

 さて 今日の写真 いよいよ白菜の出荷 とはいえ 予定していた前のベッドはほぼ壊滅 ようやく4ベッド目が生き残って日の目を見たというわけだ 春白菜 本当に無農薬で作るのは難しい ああ ようやく出来て来た と思っても 病気や虫であっと言う間に壊滅していく まさに 旬のお野菜 今だけの白菜です どうぞ ご賞味くださいませ 

 さて 先週末のイベントも終わり 畑に帰ってきたわけだけども 毎回そうなのだけども 初めての会場のイベントで野菜を売り なお且つ 1時間30分一人で話しっぱなしでしゃべり・・・という 日頃と全く違うことをすると 体と言うか モードが畑モードに切り替わるのに何日かかかる 今日などは ほとんど 人を見ることもなく 誰とも話さず 一日が終わって これが普段の百姓としての日常なので ようやく切り替わる 畑をする という行為は 埋没してやらねばならない仕事 井戸掘りと同じ仕事だ しばらく 穴ぐらから離れていると ひょっとして 穴の中は怖いんじゃないか とか 暗いんじゃ?とか 余計なことを考えてしまう それでは 畑の生気とは繋がれない・・・
 理屈じゃない世界なんですな・・・農業とは理念ではなく 技術であり アート(芸術)であり 肉体労働です・・・

動画にもアップしたけども 元研修生Tさん・・・先日久々に畑に手伝いに来てくれた 自分でやり初めて ようやく農業と言うものがなんたるかがわかり始める 彼は今その段階 楽しくもあり いやはや これで本当に食べていけるのか?と不安な時期でもある しかして だんだん顔つきが本気モードに切り替わって 動きや言葉じりに 気合いが入ってきたのがわかる 結局のところ 何年 研修やろうと意味はない 自分でやってわかる世界なんですね 流行りの言葉で言うところの (ワイルドになってきたわけですな)
 しかして 売り上げはまだまだ 生産に力を入れて 必死になって売ろうとして売り先を見つけていく まだまだ 彼の道のりは遠いことだろう でも それは 僕だって 同じ・・・今日 またお客さんがやめていった 僕などは10年以上やっても いまだにサバイバルだ 彼を余裕を持って見守るというよりも ライバルとして 負けずに頑張るしかない・・・・

 さて カフェである・・・・なぜカフェをやろうと思ったのか? その理由はまずもって 野菜セットが売れないから・・・というのが最大の動機だけども 他にもいくつかある よく 都内などで オーガニックカフェとかあって 試しに入って食べてみるけども 正直 言って美味しい と思ったことはほとんどない・・ まず 量が少ない 家賃やら光熱費やら 都内は高いから仕方ないけども ルッコラ 葉っぱ1~2枚って ありえない 僕がやるカフェは簡単なコース料理にしようと思っているけども 付きだしや サラダ類は お皿に盛って出すのと おかわりは 大きなボールにドン!と出して 食べ放題にしようと思う 
 そして これがとても大事なことだけども 野菜の気持ちが本当にわかっていない その野菜がどういう過程で育てられて どう畑で大きくなっていったのか? そのプロセスを多少知っていれば そんな解釈の料理はありえない というものが巷には多すぎる その野菜の どの部分が一番うまくて 甘みがあって なお且つ どう調理したらいいのか? 知らないシェフが多すぎる  もちろん 僕は 料理の専門家でもなければ プロでもない だけども 自分で育てた野菜は こうして食べるのが一番うまい! ということぐらいはなんとなくわかる その 素材の味だけで勝負するつもりだ(腕がないのだから当然そうなる)
 ま 料理のオーダーなどは すでに 頭の中で組みあがっている 問題は 内装など どんな店舗にするのか?だ 当然だけども 金は一銭もない その場所も何も決まってないし どうやって 実現していくのか それが一番 難しいだろう まずは 半年程度 そのあたりを どう実現可能なのか 探る時期だ だいたいの骨子が固まったら あとは 時間との勝負 プランを決めて GO! となるわけども 最初からうまくいくわけはない 
 最後は いつもそうだけど 気合いと運で乗りきっていくことになるだろう・・・(また予想外のことが起こるだろうな・・・・)

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