田舎暮らし

余るトンネル資材 今後35年ローンを組んで払ってまで家を買うか?

2月14余ったトンネル
今日の写真 さて これは何でしょう? はい 春のトンネル栽培で使うビニールトンネルなのですが それがこんなにも余ってしまった状態です 僕の畑は今 16枚 だいたい一枚2反(600坪)前後 なのですが 畑というのは 当然 一枚一枚形が違います なので 作づける畝の長さなどは 全部違ってくるのですね 同じ 長さと言うものは 一枚もありません そして 有機農業の基本は輪作といって できるだけ違う品種の野菜をどんどこ変えていくのですね なので 今年の春キャベツは B畑だったけども 来年はC畑と移動していきます そして このように使いまわす農業資材も どんどん 長さが変わっていき この写真のように 余るものもあれば足りないものもあります 毎年毎年 同じ畑で同じ野菜しか作らない 慣行農家 がいかに 経費も含めて効率的なのか・・・こうしたところでも 僕らのような農家とは 歴然とした差があるのですね・・・・

 さて 日本の課題と言えば 少子化 ですね・・・(別に偉い学者でも政治家でもないけど今や誰も目にも明らか)
で ネットで見た記事によれば この少子化により 将来 空き家が増えるのでは? ということらしい・・・ふーむ ま 人口が減るわけだから当然 家が余ることになるでしょうね・・・となれば 今後 家を新築で建てる ということが どんどんなくなっていくのだと思う そして これは 当然 住宅産業にとっては痛手でしょうが 一般市民にとっては いいことだと思う 昔から誰もが思っていることだけども この国は 生きることの基本的なものに 金がかかりすぎる その最たるものが 家 だと思う 海外に行けば 適当に石かなん自前で積み上げた家で 家族みんなが暮らしているところなど山のようにある 土地を買い(これまた高い)そこに 住宅メーカーに頼んで家を建てる そして 銀行から35年ローンを組んで 一生掛かって支払う ローンが終わるころには 息子の代に変わる・・・・
 これが この国に住む 成人した大人のサクセスロードのモデルだった・・・わけですが もう これを手放してもいい時代に入ったのだと思う・・・・

 てことで 新たなモデルその1 まず農業者になる(これが一番難しいわけだけど) 最初は土地や畑を借りる 当然 耕作放棄地は今後どんどん増える その中で 安い畑や土地を購入 農地転用してそこに自前で家を建てる 建てるといっても コンテナハウスや トレーラーハウスで充分 当たり前だけども 太陽光や小水力発電も備えてエネルギーも自前 井戸を掘って 生活全般に使うものはそれでまかなう 飲み水だけはたぶん水道を引かねばならないと思うけども それ意外 トイレはぼっとん便所か 微生物分解などを使う などなど・・・いくつかのアイデアと農業で培った技術があれば 当然 食べるものも含めて 300万~MAX500万程度で 死ぬまでのすべてのインフラが整うことが可能だと思う つまり こうしたモデルが確立すれば 定年退職した人が 老後に千万単位のお金が必要だ なんていう 保険会社の受け売りを信じる必要はまったくないと思う 僕が提案している このモデルは 都会に住む人が描く 優雅な田舎暮らしとは違う ちょっとハードで住まいはキャンプに毛が生えた程度で快適とは違うレベルだけども 少なくとも いつつぶれるかわからない会社にしがみついて 35年ローンをひやひやしながら払う苦労に比べれば 気持ちは楽だと思うけど どうなんでしょうかね?

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