新規就農

あやめカブ出荷 今年最初のダウン 農地法

3月4あやめカブ出荷
今日の写真 ほんのちょっと出荷できた あやめカブ ちょっと洗うときれいな色が・・・素敵

 さて 春一番が吹き荒れる それ自体は おお!春が来たか いうことでいいことだけども 風が強いのが困る この時期 畑に作づけるものは すべて トンネルなど 保温資材を張らねばならない 50mの長さのビニールを一人でトンネル張るには ある程度 風がないときでないと できないわけです なので 昨日のような 風がないときに がっつりその作業をするわけで 何があろうとも 翌日に延ばせないのですね 明日は明日の風が吹くってことで 夕方 暗くなるまで やることに・・・作業中に 悪寒がしてきたけども 途中でやめるわけにはいかず・・・うう 仕事終わった時には 完全にアウト・・・すでに 熱が出始めていた ・・・ま 疲労なのか風邪なのか・・・・どちらにしろ 体がダウンなのは間違いない 翌日朝 布団から出れない・・・うう 今年一発目の ダウン ま 仕事が立て込んでくるとこうなるわけだけども 出荷日でなくて良かった 熱は38度4分(世間一般には熱があるとの解釈だろうけども 有機農業界では 平熱・・・45度以上でなくては熱があるとはならない) 午後から動いて 明日の 出荷準備に追われる 目の奥がちかちかするけども 気のせいということにする・・・・ユンケル+かっこんとう+ビタミン剤など 大量にドーピング(ツールドフランス7連覇薬ですべてを失ったアームストロングの気持ちは僕にはよくわかる)して 今日一日を乗り切る・・・・明日は出荷 朝からお野菜収穫して 荷作りしてヤマトさんに渡す それまで 意識があればいいなあ・・・(ま よくあることですし 世間一般の仕事に命を賭けているみなさん そういうもんですよね!)

 農業の世界には 農地法というものがある この国の土地にはすべて名目があって 当然 畑である農地には 農地法というものがその管理を規定しているのですね そして 一般の人は知らないけども 実は 農家というものは 許可制でして 誰もが農家になれるわけではありません 田舎に行けば 農地はいくらでもあるわけですが その空いている農地を 都市に住む人が借りられるわけではありません 農地の貸し借り 売買 すべて 農家という資格を持っていなくてはならないのですね そして 農家になるには 簡単なのか? これ微妙なのです 当然 通常の農家の場合 相続すれば 農地は自動的に相続されます 新しく農家になる・・・・これが 意外に難しかったりします 5反(1500坪以上) そして それにて 生計を立てています あるいは今後立てられます といった 就農計画というものを提出して 審査がありまして それを判断するのは 農業委員会というものです ま 面倒くさいのです 役場の人は 実際には農業のことなど何も知りません その人が判断するわけです この僕を・・・昨年4月に書類を提出 それから約1年後 ようやくその書類が審査を通過しまして ようやく晴れて僕は農家になれました もちろん この10年 僕は農業で生計を立てているわけで 税金もきちんと納めていましたが 公的な意味では農家ではありませんでした ・・・ これだけ 農家が減少して 農業がだめになっているのは誰も目にも明白ですが 日本の行政はこんなものです 僕の書類は1年間ほったらかし こちらが催促してようやくです あげくに 所得証明書を出せ!(もちろんそんなものは必要ありませんが)とまで言われました 邪魔されることはあっても 助けてくれることはない それが日本の農業行政です・・・・・

 3月に突入 さて 農繁期がやってきました これから 10月末まで 一気に駆け抜けます 風邪などひいている場合ではありません! 頑張るのだあ!

1 thought on “あやめカブ出荷 今年最初のダウン 農地法

  1. いつも美味しいお野菜をありがとうございますm(__)m

    お体大事にしてくださいね~(ToT)

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