なぜスタバで働く若き男女は　あんなにも　希望にあふれた表情をしているのだろう？（そういう教育？そして皆容姿も良い）　自分が２０歳ごろだったとして（髪は肩までメッシュのドクロＴシャツに黒の革パンツ）　そんなに希望にあふれていたとしたら　また違った人生を送ることになったのだろうか？・・・・今日の写真　大きくなってきたモロヘイヤ　かぼちゃ　そしてとうもろこしと同じく　トンネルを外した　梅雨入りだそうだ　５月の梅雨入りって・・・あんまり記憶がない　今年は　４月ぐらいから　いやあ！今日は暑かったな！とか　思った日は一度もない気がする　当然　夏野菜の生育は遅れがち　・・・・でも　そんな中でも　すでに　ピーマンは出荷できそうな気配だし　６月に入れば　コールラビにズッキーニとオンパレード状態　この時期は　野菜の品目ありすぎて　抑え気味・・・年間通じて　お野菜豊富で百姓的にはうれしいけども　白菜なんて　余りまくりで　たぶん　半分しか使えないだろうな・・・いやはや・・

　さて　今は昼の１時過ぎ・・・この時間にブログを書いているのはなぜか？といえば　明後日には引っ越しだからです　今日はこれから徹夜で荷物をすべてまとめねばなりません　そして　明日は出荷があるので　それを終えたらば　土曜日は朝が明けると同時に　荷物を軽トラに積みこんで　移動という段取り　　まあ　農園の引っ越しを経験している僕からすれば　　自分の荷物などたかが知れている　２トントラックとかの出番でなくて軽トラで充分　・・・
　しかして　問題は何かといえば　引っ越しに伴う　過去の清算だ　・・・誰もがそうだと思うけども　数年同じ場所で生活すれば　いろんなことがありましょう　僕だってあります　この場所で暮らした３年の間　いろんなことがありました　仕事で言えば　やはり　３・１１・・・今だ　失った顧客の回復は見込めていない状況ではありますがなんとかしのいでいる　それと　プライベートでも大きなことがあった　基本　こうして引っ越すときには　僕はたまったものはすべて捨てる　なんだか一年あまり来ていない作業着やらＴシャツも含めて　がんがん捨てて行きます　いつも　身軽でいたい・・・それが　願望だからです　いつでも　どこへでも行けるぜ！　と思っていることが　僕は好きです　でも　こうして引っ越しをするたびに　どうしても捨てられないものもあるわけです　もちろん　税務上に伴う書類などは保管義務がありますけども　大学卒業の免状は持っていてもいいですけども　記念品の盾は今回　発見して捨てました
　
　このように　捨てて行ってもどうしても捨てられないもの　先祖の位牌やら自分で過去調べて作った家系図　そして　過去のわずかながら残っているプライベートなもの　今はない故郷の写真や　子供のころのもの　でもまとめると　Ｂ５の簡易封筒に簡単に収まります　そう　もうすぐ　５０歳になろうかという男の　過去はほぼ　Ｂ５版の簡易封筒１枚ということです　世間的に見れば　株券の１枚や　生命保険　家の権利書などあろうかと思いますが　何もありません　なんも持ってません（あと２０年ちょっとでどうせ死ぬのに生命保険の意味がわからない）
　これをかわいそうだと見る人もいれば　さすが百姓の鏡　と見るひともいれば（いるかそんな奴！）　もっと働けよ！と見る人もいるでしょう（その通り！）　でも　これが　自分の実力です　嘘偽らざる　自分の過去であり　やってきたことです　はい　全然たいしたことはありません　ということですな・・・・

　農業者として　新規就農して　こうしてお客様に食べさせていただいている　その事実だけでも　僕は運が良かったと心の底から思っています（いつもありがとうございます！）　それは　かなり大変なことなのだ　ということは自分でもよく知っていることです　ただ　その今立っている場所に　僕は全然満足できません　僕自身のあり方　そして　個人の有機農家としてのありかた　この国の農業とそれを取り巻く状況　そして　この国の今のシステムのあり方
まったくもって　きわめてきわめて不愉快です　そして　それに対して　文句を言うのではなくて（言いますがいつも）　自分の生活を賭けて　実践して　自分の目指す理想の世界を作っていこうと　実は密かに（笑）・・・希望を持っています・・・何も先に書いたスタバの若者には負けたくありません！　その一歩として　新たな場所へ引っ越しです　そして資金を貯めて　土地を買い　理想を作ろうと思います
まずは　これ書き上げたら　トイレとキッチンの掃除です・・・（実は久しぶりでもって最後の掃除だ・・いや普段からやっとけよ！）ってことですなあ・・・