有機農業

草刈り機 灌水ポンプ 人生とは昇華させること

5月21草刈り機購入
今日の写真 これは 2年前に購入した 草刈り機・・・今朝 修理に出す うう・・・春ごろから調子が悪くなり この草がわんさか生えてくる 農繁期に使えず・・・泣く 車を買い 今週納車が決まった そして 軽トラのサイドブレーキも治ったので この際 思いきって修理に出すことに・・・そう 修理に出すのはいいが 用は治るのに いくらかかるかわからないのが怖いのです それが 農業という世界です 修理の見積もりを見て 毎回 腰を抜かすわけだけども 今回もそうなるかな・・・・うう 形あるものは 必ず壊れ往く・・・・そして 今日はさらに 追い打ちをかける出来事が・・・

 白菜・キャベツの1発目を 畑に植えようと トラクターでマルチを張り 植え付けの際には 当然 がんがん水をやるわけですね ま この暑さですから 水やらないと 100%枯れるわけですね なので 灌水ポンプとホースを持ってきて 植える前のマルチの穴の中に水を入れるべく 灌水ポンプを動かそうとしたわけですが 動かない・・・・うう
何度 コイルを引いてもエンジンがかからず・・・灼熱の畑地獄の中で 悶絶しそうになりながら 続けますが 結果はだめ・・・はい この時点で もう 今日は終わりってことです 仕方なく 苗を戻し 汲んできた水を畑に放り投げ
すごすごと退散 夕方の人参灌水も 今日はできない ということがわかり 肩を落とす・・・
 こんなとき 分解でもなんでもして 原因究明をすべきところだけども それをしても 治るとは限らない・・・・なので それは 今は後回し では どうするのか? 答えは簡単 もう一台新品を買ってくるしかないのですね そうしないと 今日はともかく 明日仕事にならないわけです てことで コンビニ行って お金を降ろして ホームセンターにて 同じ灌水ポンプを購入・・・・ま これで 解決したわけではないのだけども 明日は仕事になるわけです

 農業はお金がかかります 神奈川時代には 畑も狭くて こんなときは 手持ちのじょうろでなんとか対応できたと思うけども 今はもう無理・・・機械がなくては 何も始まりません 規模が大きくなり その分 こうした苦労も出てくるわけですが これは 農園が 前に向かって進歩しているからだ ということです 僕自身の農家としての成長もそこにはあるかもしれません(個人的にはあほのままだけど) 明日からは 気持ちを切り替えて 今日の遅れを取り戻します・・・・

 茨城の友人 サクセス有機農家から連絡がある 久々の会話だったのだけど その中で 千葉の北総台地でやっている そこそこ有名どころの法人の社長さんが この春に亡くなったと聞く 僕は知らなかったので 驚いた
 今から7年前 この成田に一番最初やって来た時に 今お世話になっている 高柳さん家に初めて訪問させていただいた時 その前後に 一度寄らせていただいた 農協で働いていてその後 独立 何人も研修生を抱える大きな組織にまで発展させていて その畑は一目見るなり素晴らしかった 大変 温和で でも 芸術家風で 僕は好きだった まだ お若いと思うのに・・・・良い人は 本当に早く逝ってしまう そして 同じ農業者として そのことを 今は残念だとは思わない なぜならば 本人が どれだけ 自分の理想とした世界を昇華できたのか?という一点だけが大事だと思うからだ その 意味で ご本人がその瞬間に (ま そこそこやれたかな)と 思えれば それでいいのだと思う それは 他人からはわからない ・・・・僕自身は まだ 何も手にしていない まだ 理想の半分すら行けていない なので たとえ 首がもげても 自分で縫いつけて 畑をやっていこうと思っています (ていうか良い人のかけらもないから俺は長生きしてちょー嫌味な百姓じじいになってやるさ) 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA