ネイティブ・アメリカン

とうがん 我々の社会と聖なるもの~いつかたどり着く場所はあるのか

8月18とうがん収穫
今日の写真 とうがんの収穫第2弾 すぐ横に何列も 白系の貯蔵用かぼちゃがあるのだけども 全然 実付きが悪い それに対して わずか 1列しかやっていない このとうがんが わんさかできている うーむ・・・とうがん 研修生以来だったのだけども これ 大きいし作りやすそうだし ってことで 新たなお野菜セットの1品目として 合格 の判定を下して 来年本格的に作ってみようかと思う・・・・しかして 大きいよね 収穫が大変だけどね・・・・

 スピリチュアリティの最大の欠点は 客観性がないこと・・・というのを以前に書いたと思う 若いころより 心理学を始め そうした 心のことについて 自分なりに模索して そして ネイティブ・アメリカンへとたどり着いたわけだけども たしかに 彼らの持つ伝統的な大いなる知恵は素晴らしい そして 何よりも 心をたしかなものに導いてくれる・・・僕の仲間が山梨で常設のスウェット・ロッジを開いているけども いつ行っても そりゃ 居心地がいいに決まっている ただ・・・ただ ここで大きな問題がある それは そうした素晴らしい世界というのは どこにあるのか?といえば 我々の社会に中にはほとんどない ということだ 生態系や自然の中にあって 都会の雑踏から離れて つかの間の自分の魂奥深くにコンタクトを取ることにより 自分を知ることができる しかして・・・そのように 知った自分を どう生かすのか・・・今の この社会の中で どう生かすのか が大きな課題となるわけです・・・

 単純に言ってしまえば 我々の社会は 競争 だ 数字で計れる世界であって そこには 慈悲の心を見つけるのは難しい ネイティブの儀式 サンダンス 夏の日の4日間 飲まず食わずで踊り続けるそのモチベーションはどこにあるのか? 酋長は(世界のために踊れ) と説く そう 自分のためには踊れない それが 掟だ しかして 世界のために踊る サンダンサーは 月曜日の朝には 電車に乗って 売り上げのノルマを達成すべく労働が待ち受ける それが 今の現実の社会だ 僕はそれがどうしてもできなくて 百姓になったけども サラリーマンの時以上に数字が自分を追い詰めるようになった 農業資材 ガソリン代 トラクター修理代そして 家賃に種代・・・いくらでも経費は発生する 月末にはきちんと あらゆる請求書がやってくる(まるで悪魔のように・・・)

 聖なる祈りと数字 スピリチュアルティと客観性 常にいつも 相反する世界で僕らは戦っている 祈りの中だけに自分を埋没させるのは 簡単だ 現実を見なければいい 心の奥にある 桃源郷に身を任せれば そこはパラダイスだ この競争社会の中で 勝者になるには 金と権力があればいい そして その方法は 魂を売りさせすれば そんなには難しくはないと思う そして 多くの良き人々は そのどちらでもない 中間の道を模索して 迷いの中を歩くことになる 僕もそれを目指して歩いている一人だ 良き魂を両手にぶら下げて この競争の波の中を歩いている(と自分では思っている) 

 僕も含めて そうした 本当の戦いを選んだ人のたった一人でも その約束された場所にたどり着けるように 心から祈りたいと思う ・・・・毎日 この暑さの中 畑をやっていると 自然とそうした考えがよぎります・・・合掌

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA