田舎暮らし

最後の大根 里山資本主義~果たして対抗しうるのか?

6月11最後の大根
今日の写真 春作最後の大根です 今週でたぶん終わりになります そして いよいよ茄子・ピーマンもできてきました 春の最後のお野菜と 夏野菜の本命とが交差するこの時期 それが 6月の終盤です・・・来月はいよいよ 夏本番 いやあ 今年ももう 半分終わったか・・・そして 秋・冬のラストスパートに拍車がかかります

 今日は昼ぐらいから 異常なほど疲れる うーん たぶん 都内に出てその帰り とても満足感があったのだけども 週末の中野駅周辺というのを始めて体験したのだけども もう 人の多さとその雑多なエネルギーに当てられて
頭も身体もくらくら・・・ほうほうの体で成田まで帰ってきました・・・一度 都会に出ると なんだかやはり調子が悪い
 畑モードに切り替わらないのですね うーん 農家をやっている人はそうしたことはないんでしょうか? 僕はもうだめです 特に電車がもう まったくだめなのですね・・・できれば インドみたく 僕だけ屋根に乗っけてもらえないだろうか?と 改札でお願いしようか・・とまじで 思っているぐらいです・・・(感電するか・・)

 里山資本主義・・・なる本がベストセラーってことで 先日 本屋さんでちらりと立ち読み・・・ふーむ ま 田舎暮らし そして パーマカルチャー 自給自足 エコな暮らし などなどを合い混ざって 都市に住む人が飛びつきやすいテーマなわけですな・・・今の世の バブルが弾けてその幻想を抱いていた自分に恥ずかしい思いをしている大人は大勢いると思うけども だからといって 今までの 金融資本主義が押し進んで それに自分が与れる・・・と思っている人は少数でしょう・・・資産を形成して シンガポールで会社を設立 あとはのんびりやっていこう なんてなことが出来る人は みなさんの周囲にはおられますかね? てことで 当然 それに与れない 都市に住む人は今後どうするのか? という課題にあたったときに はい 里山資本主義というのは それに対抗しうるテーマとしては耳の響きがいいわけですな・・・かつて 僕がパーマカルチャーの講座に通ったときは 参加者のほとんどが 都市に住む人で これからの日本に憂いを持っている人がほとんどだったけども だからといって 都市を捨てることができるほど 田舎に洗練されてはおらんわけです・・・・

 感想・・・ネットであった意見では 総論賛成 各論反対・・・はい 僕も同じですね ま 今後 こうした金融資本主義に対抗するものはたくさん出てくると思うけども 田舎を軸とする限りにおいて 農 というものをもっと極めねば
効果的なものは生まれないと思う 田舎にあるものはなんでしょう それは 山 畑 川 土地です そこから いかにコストをかけずに アウトプット(農産物など)を生み出すのか エネルギーもしかり・・・今の段階では そんなにうまくいくはずもありません・・田舎で実際生きている人が 田舎を捨てているこの現状で 都市に住まう人がいくらそのメリットを説こうが ハートには響かないと思いますよ・・・
 そして 講演会などでも 僕が提唱しているのは 経済 政治 教育 など 縦割りでしか語られない日本の問題を 根底でつなげる考え方なり 思想性が必要なのだということです そこに 僕は 農と魂 というテーマをあてはめていきたいと思っています 金融資本に対抗できるものは そこから もっとも遠いもの そして 内包できるものでなくてはなりません それは 大地から生まれ出ずるものでなくてはなりません そして 地球に直結してなくてはなりません 地球に生きる生命体の最後の砦 生態系からすべての糸をつむいでこなければ 人の欲望にどこかで断ち切られるでしょう それこそが 金融資本の狙いそのものです・・・(ま 野菜作りと同じで時間がかかりますよまだまだ・・)

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