田舎暮らし

じゃがいも堀りスタート 今の田舎に対する思いと将来・・・・

6月19じゃがいも堀り
朝から暑い 雨予報はどこへ行った?というわけで 急遽 じゃがいも堀りに変更する 日光が強いので ほりあげてから そのまま畑で日を当てて 表面を乾かす それから 古民家に持ち込んで大広間にて 24時間 10台の扇風機で風を当てる という段取り・・・(それでもまあ けっこう傷むのだけどね)

 今週末イベントなので なんとか 仕事を前倒しでやらねば ってことで 連日ユンケルを注入しながらの農作業に追われまくる 今日は手始めの じゃがいも堀り一回目 都合 4回に分けてじゃがいもを掘っていく ま 写真を見てもらえばわかるのだけども じゃがいもを掘るのは 昨年購入した 専用機械にてほりあげるので あっという間 むしろ じゃがいもを拾っていくのに 時間がかかる ・・・ま 数年前までは すべて 手で掘っていたので それに比べれば 格段の違いなのだけども 便利になればなるほど もっと 効率上げれないか? と考えるのは世の常・・・今日は 軽トラ 一杯ぐらい まだまだ序盤戦だ

 さて 田舎に住んで 有機農業を営んでいるわけだけども 今の僕は 田舎と言うものに対しては かなり シニカルな視線しかない もともとは 中部地方の海のない 山奥の村で育った僕にとって とにかく都市に行かねば人生は始まらない というのが人生のスタート そこから 都市の虚栄の源かといわれる 虚飾の水商売で働き 都市の持ついろんな面を学んだ 若いころは それがおもしろくて 今の僕があるのもそのおかげです・・
30を過ぎて 農業の世界に飛び込んだのだけども そこから田舎を転々として 今は成田だけど 田舎のいろんな面を年を取ってから体験して 最近は かなり違和感を持つようになった・・・
 田舎はたまに来るといいところだと思う(それは都市に遊びに行くのと同じ) 何もない のどかな風景が広がるその 畑や田んぼで まさか 命をかけてしのぎを削っているとは 都市の人は思わないだろう・・・
カフェを出そうと思ったのも そう このままいけば 田舎で行き詰るだろうな と思ったのもひとつ もちろん 農園経営は 順調とまではいかないけども 3・11にもめげず なんとかしのいできたし これからも どんどん展開していくつもりだ それでも 田舎と言うものに対しては 年々 幻滅していく 僕にとっては マイホーム・・ そこが年々 廃れいくのを見るのは忍びないし 年々 畑は空いていき あそこのおじいちゃんの姿見なくなったと思ったら ええ?的な・・・ 都市ー田舎 という単純なキーワードでくくれるほど その問題の根は浅くない・・・将来 年を取って 僕はどこに暮らすだろうか? もちろん ここ成田に畑は永遠にあります しかして 居住は別になるのかもしれない・・・そして そうちょっとイメージするだけで 心は軽くなる自分がいるんですね・・・いやはや・・・ちょっと疲れたかなじゃがいも堀りで・・・明日も朝一番で出荷 またもやユンケルの出番ですな・・・いやはや

 

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