田舎暮らし

人参の種まき 地域とのお付き合い 僕は不器用な人間です

7月19人参種まき
今日の写真 これは人参の種まきの様子です クリーンシーダ(種まきの手押し機)を押しているのは研修生Aさん今年は 人参で2反弱ぐらい・・・今日は夜雨予報だったので 播いたのですけども 先ほど 千葉@北総地域には
大雨警報が出ちゃいまして・・・うう 当然 雨がどかどか降ったらば 人参の種は叩かれたり 最悪 雨とともに流れてしまうことも よくありまして・・・今これを書いている段階では 祈るばかり・・・こうして 人参の種まきがあと何度か繰り返されて 秋・冬の野菜の作付けが本番になっていきます・・・・

 この人参の種まきをしていると 車が一台やってくる だいたいこのあたりでは 週末 土曜日・日曜日には仕事をしている農家さんは少ない 我が農園ぐらいなものなので ちょっとびっくり・・先日 畑を斡旋していただいたとてもお世話になっている Fさん・・・用件はといえば・・・田舎には 道普請と呼ばれて だいたい夏のこの時期になると 農家さんなりが みなさん 総出で道端の草を刈ったり 簡単な道路整備をしたりして お盆前にそうしてきれいに管理をする 僕は ここ成田に来て7年だけども 新規就農なので まあ いまだによそ者・・・そうした地域との繋がりも参加せねばな と思っていたけども いつ行われるのかがさっぱりわからない 住まいは空港の近くで遠いし
誰に聞く事もなく なんとなく過ごしていた それで 今回 まとまって古民家の裏だけで 2ヘクタール近くになったので まあ 来年ぐらいから そうした行事にも顔を出して欲しい との要請でした・・・はい 当然ですね Fさん曰く もうあんたぐらいの規模ならばみんなもいいと思うべな・・・苦節7年 だんだんと地域に溶け込み始めた証か・・・ありがたいことだ・・・・でもな あんまり地域との付き合いも大変だから まあ そこそこにな・・・と 気を使っていただける 本当にありがたいことでした・・・

 この世に 器用な人と 不器用な人といるとして 僕は圧倒的に ぐんを抜いて 不器用な人間です 人が普通にできることが僕には全然できない 逆に どうしてそんなことができるの? 平気なの?ということが 当然のようにできたりもする(恥ずかしくて普通の人はやらないことを僕は平気でやっているらしい・・自覚一切なし)
そして 農業という 基本人と会わない畑を家とを往復している暮らしをしていることで さらに その傾向は強まっていく 先日の講演会などで いきなり大勢の人の前に出ると 最初は 自分をどう処していいのかまったくわからない 何が失礼で 何がいけないのか たしか 今は平成だから そこらへんでおしっこしちゃだめだよな ぐらいな
原始人的な感覚なので 身なりの良いきちっとした人を見ると 自分が丸裸のあわれな百姓なのが 急にもたげてきて いまさらながらの 恥ずかしさでもって 居心地が悪くなるわけです・・・・(しかしていまさらもう手遅れなので どう見られようが気にせず 言いたいことをべらべらしゃべりまくり 帰るときはほうほうのていで成田に帰ります)
 もっと 自分が器用だったらば・・・もっと うまく世の中とすり合わせることができたらな・・・そう思わないときはないですけども もう この年ではしょうがありません 行く道を行くしかないのですね・・・・(でも他の道が果たしてあっただろうか?)

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