新規就農

研修生二人揃う 期待不可 同情不可 過小不可 卑下不可 黒田感銘

3月15研修生二人
今日の写真 さて 日曜日の今日から いよいよ研修生が二人揃う こうして 春先の3月に我が農園は新たなスタートを切りました 二人とも遠方から この成田まで引っ越して まったくの異業種からこの世界にやってきた
もちろん それは 大きな決断を伴うものです いろんなところで いろんな人に会ってきたわけですが こうした 農的なことに興味を持つ人は多いわけですが そこには リスクを伴う ということをわかっている人は少ないのですね 何かを手に入れたければ 何かを手放す必要がある まずは 会社を辞めて 安定した何かを手放す それすらできない人が大半なわけで ほとんどの人は 何か田舎暮らし講座などに通っただけで 夢は夢として終えるわけですな しかして こうして 将来何の保障もない我が農園に 体一つでやってくる 僕はそれを評価したいと思うのです(農園主すら何の保障もありません) しかして それが 生きる ということの基本なのではないでしょうか? 僕自身 そう思ってやってきましたし これからも そう思ってやっていきます リスクを背負う生き方を選択した彼らを祝福して がんがん 畑でしごきたいと思います・・・

 昨日は朝起きて 体が再び動かない・・・仕方なく朝10時まで寝る どうやら 風邪を引いたようだ 風邪・・・それは 僕の解釈では 気合が入っていない ということと同義です そこには ウイルスやら気温やら 疲れなどなどがありますが それは 一切関係ない というようにしないといけないのですね すべて 気合で乗り切るということにしないと いくらでも 言い訳が成立してしまうのですね・・・
 自営業 をやっている方は おそらく みんな大小あれど そう考えているのではないでしょうか?僕の場合 自分に命令してくれる人はいません 中間業者もいないので すべて 自分で何もかもを決めてやっておるわけで
今日明日さぼろうと思えば いくらでもさぼれます これは 休養であり休みなのか それとも さぼっているのか?なまけているのか? 自分が今 やっていることを正直に ありのままの心を見つめること 理想の自分と 本当の自分 これはできるだろうという期待値と 実力が不足している領域 そのあたりを 誰に言う事もなく 正確に見抜いていることが 大事なのだと思います 僕は 自分をまったく 信じておりません なので 農作業をしているときは 常に 何かを忘れる ミスをする という前提でやっております(たまに畑で奇声をあげるしね) 
畑に来て作業をするときに 必要なペグ一本を忘れたときは それを思い出さなかった自分を責めるのではなくて 軽トラで作業小屋を出る際に 最初に 軽トラの前にその必要なペグを置いて置かなかった手法が間違っていたのですね 決して自分を信じてはいけません 必要なことは すべて その場で僕はポケットからメモ帳を出して 書き留めます 何をやっていたとしても・・・自分に対する 過度な期待 それが 自らを滅ぼす例を たくさん見てきました 自分に期待してはいけません 自分に同情してもいけません 自分を過小評価してもいけません
卑下してもいけません そのどれでもない どこにもあたらない わずかな隙間を縫ってすらりすらりと難敵をかわしていくこと(もちろん風邪も) それが 自営業であることの 基本なのではないか と僕は思っておりますです

 しかして 今年 広島に帰ってきた 黒田には感銘を受けました 侍はまだいるのだな・・・・

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