昔の話~農業に至った経緯

鼻ピアスは牛舎へ すべては縁 都市→田舎田舎→都市 溶け合う時代と十字架にドクロ

3月22研修生Kさん
農業資材の買い付けで とあるコンビニに途中立ち寄ると 珍しい白人の3人ずれがいて 3人ともパンクロック風ファッション 鼻ににピアスをつけている若者がいる うーむ・・・(このあたりの農家のおばちゃんに見つかると あらあら・・・逃げちゃだめよ と 牛舎に繋がれるから気をつけて・・・)

 今日の写真 研修生Kさん・・・34歳独身女性 北陸の雪深い地方からやってきた 彼女はほぼフルタイムで来ているので 僕もがんがん教え込んでいく まあ 以前の研修生だった女性もそうだけども 今の若い女性は 自立心が強い 男になど頼ってはいない 自分の人生は自分で切り開くのさべいべー という意志を感じる 素晴らしいことです 僕も男だけども できるだけ何にも頼らずに生きたいと思って 百姓になり そうした自立心を掲げてやってきたつもりだ だからなのか そうした人が集まるのかもしれない・・・
 彼女は 埼玉の小川町にも行った事があり ずっと 農的なものを模索していたようだ その中で 僕のホームページを見て (あ!この人だ!)と思ったとのこと・・・ま 今回 縁があったのでしょう 研修生だけでなく お客様とも このご縁があること 僕はそれを意識しています 条件やら金やら そうした数字だけでは長くは続かない それ以外の何か が 実は長く長く繋がっていく 大事なものなのだと思います 先日のイベントでも もう何年もお付き合いさせていただいているお客様 初めてお会いすることができて ああ!やっぱり僕のお客様は素晴らしい!と 改めて感じさせていただきました 全ての循環が取り持つのは 縁 そこには 得も言われぬ 生態系の織り成す不思議な不思議な物語が隠されているのですね・・・・・

 さて カフェの進捗状況に新たな展開が訪れたようで 今は前に進みつつあります 僕のような 有機農家の多くは 今 都市に目を向けています そう 田舎で栽培をして 地盤を固めた有機農家の多くはどこを見るのか それは 多くの売り先がある 都市へと目を向けているのですね 田舎から都市へ・・・それが 今の農業の先端の流れです そして 都市から田舎へ という流れはもう 田舎暮らしのブームも定着して 若い人の多くが 都市でのおされな暮らしを望む以上に 田舎へと憧れの視線を向けます このように 田舎→都市 都市→田舎 という交流が起きているわけですね まだ 目に見えてその クロス現象は交わることがないですが そのうちこれが 溶け合って交じり合い 大きな流れになるでしょう 都市は田舎をどれぐらい必要としているでしょうか? 田舎は都市をどれぐらい必要としているでしょうか? そのうちに 正直に そのデメリットとメリットを腹を割って分かち合うことができれば 本物の動きとして 次のステップがやってくると思います それが あと 5年?10年?20年? 僕はそれが この国の大きな課題だと思っています・・・
 (あ!ちなみに 冒頭のピアスだけども 20代前半の頃 右耳と左耳 それぞれに 特大の 十字架とドクロをぶら下げて大学に行っていました 黒のブーツに蛇革パンツもね・・・俺はどこに繋がれる?)

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