新規就農

ズッキーニ爆発気味~その特徴 50からの10年・・・辛酸舐めるか収穫か

5月20ズッキーニ出荷
今日の写真 ズッキーニの連続出荷が始まった と思ったらばすでに爆発気味 全部取りきれない・・・ま 毎年こうなる ズッキーニ・・・僕がこの世界に入って こんなにも美味しく汎用性の高い野菜があるとは知らなかった ものの代表です 和・洋・中華とどんな料理にも合い おまけに 生でそのままサラダでもいける 市販で売られているのは ズッキーニ本来の適期よりも 未熟で収穫されているけども 本当はもっと大きくして完熟したほうがうまい 量も多いので 1本あれば 家族4人の晩御飯が成立する・・・と いいことずくめだけども 若干 病気に弱くて 栽培期間がちょうど 梅雨に当る事から適期が短くなりがちなのが痛い 茄子のごとく長期で取れるのならばね ありがたいのだけども・・・今年は 連続5回に分けて作っている 3本目まで植えたけども 残り2本まだまだこれからだ・・・・頑張ってね ズッキーニ君

 はてさて・・・神奈川からこの成田にやってきて早9年目となったわけだけども 10年経つ前にカフェを出店できそうなのは運が良かったといえるだろう 新規就農の場合 最初の3年が勝負なわけで そこで撤退なり最初の関門があるわけだけども だいたい そこを超えると 7・8年ぐらいで 第2のステージがやってくる人が多い 我が農園の場合は 飲食展開となるわけだ 今後 10年かけて 飲食展開を安定させていくこと さすれば 20年経って 畑の農園と都市での飲食店という2足のわらじでお互いに持ちつ持たれつで一挙両得・・・(はは言うだけなら楽しいね)

 僕は今年 50の大台に乗る・・・40からのこの10年はきつかった しかして 今までの年代でこの10年が一番良く働き 真面目に集中して人生に取り組めたように思う 正直 初めてきちんと生きれた気がする 20代は思い出したくもないくそガキ 30代は今思えば甘い青春だった・・・・40から自分と向き合うことができたような気がした10年だった そして50・・・50からは ようやく自由になれそうな気がしている 僕は農業者だけども 野菜を作って販売しているわけで 誰がどう見ても百姓だけど あまり自覚がない かりそめの姿といえばかっこいいけども
農業という世界 その田舎を取り巻く環境には 心底うんざりしている自分もいる 田舎でも都市でもない 第3の場所 僕が目指すのはそこだ プロの有機農家としてなんとか立つことができた 次の目指す場所は たぶん モデルはない 僕が今目指すのは 脱(田舎) 脱(農業) だ もちろん永遠に畑はやるし まだまだ圃場は広げる
でも それはもう 僕にとっては当たり前の日常だ 会社勤めをしている人が毎日 満員電車に揺られて会社に行くのと同じで 毎日 僕は畑に行き 精魂込めて野菜を作る それがベースで持って その次・・・最初の足がかりが この直営の店 百姓ずカフェだ まずはここに3年集中して軌道に乗せたい(これこけたら次なんて何もないからね) 50からの10年 人生に収穫の時期 というものがあるとすれば そろそろやってきてもいいかな?なんて思っているのだけどね甘いかまだ辛酸舐めろってか・・・(次の10年までないてなことになればよぼよぼのじじいになってしまうしそんなときに収穫できてもね冥土の土産か?) 

  

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