田舎暮らし

さつまいもふせこみ 暖冬 道しるべに一人

11月21さつまいも
今日の写真 さて さつまいも堀りです 掘って乾かしてこのようにもみがら入れて 竪穴のさつまいも貯蔵穴にふせこむ を繰り返す 明日 久々に援農ボランティアを募って 10人前後来るので それで終了の予定・・・この1週間さつまいもしかやってなくて その他の仕事ができずに遅れている 今月末までには 春人参のトンネル1本目 葉物トンネル 春キャベツの定植 とまだまだ 仕事がたまりまくり・・・・うーむ・・・
 
 今年の秋・冬は異常なぐらい 暖かい・・・・おかげで ずらして種播いて作っている 大根 が全部重なりつつある 参る すでに11月・・・冬は来るんですかね・・・さて 連日このところ お野菜のキャンセルを食らう うーむ・・一旦この流れになると ばたばたと顧客を失う まあ 毎年 この年末にかけてはお辞めにやる方が多いわけだけども ちなみに 辞めた方の 顧客ファイルをこの正月から溜めていて ちょっと枚数を見ると軽く数十枚以上ある それだけのお客様が辞めた事になる まあ 毎年 それぐらいは入れ替わるわけですな・・・顔の見える関係性 まあ よく言われることだけども 生産者から見れば なかなかにそれは厳しい世界なのですね 常に 辞めていく顧客を想定して 増やす努力をしていかねばならない 畑作業以外にだ ずっと10年以上そうしてきたけども 今年 直営カフェもオープンさせた影響もあり 気持ち的に なんというか 前向きにはなれない 営業疲れ といえば聞こえはいいけども ちょっともう なんというか 自分を売り込む というようなことには ほとほと疲れてしまった・・・こうして ただでさえ小さい隙間である 有機野菜 なるものの世界では 後塵を拝するんでしょうな・・・

 人は去り 人は来る でも気づけば道しるべのない道に一人・・・僕の好きなフレーズだ 僕の農園もそうだし 店であるカフェもそう いろんな出会いがあって いろんな別れがある 歳をとってくると だんだん 感傷的な部分がなくなり 感受性のようなものが鈍くなる どうせ・・・なんとかだ のようなあきらめのようなものが心を支配して 特に 僕のような普段全くの一人で仕事をしていると 人間関係 ってなんだっけ? どうやるんだっけ? 家族ってどんな感じだっけ? みたいな感覚になる 一人で仕事をしてそれで 完結していると 世界やら社会やら 人間やらとの距離感みたいなものが 無くなっていく 特に田舎だしね・・・・明日は 久々に 大勢の人を迎える立場になる 店ならばいいのだけども なんせ 畑だからね 初めて来る人は 平成のこの時代に 千葉の山奥にまさかこんな原始人が! 的なことになると思う ということなので 明日は 虎刈りのパンツに竹やり持って出迎えるのさ(いや普段の野良着はあまり変わらんと思う)

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