百姓ズCafe

でかいターサイ販売中!クリスマスそして30年・・・都市の中にある畑の中の店舗

12月22ターサイ
今日の写真 連続出荷の始まったターサイ 大きさがポイント あまりでかすぎると ダンボール箱に入らない うーむ・・・カフェでも 連日販売しております どうぞ よろしくお願いいたします!

 世間はクリスマスだそうな・・・例によって 我が農園にはほぼ関係ありませんわな(それはカフェでも同じ なんといっても 百姓 が屋号ですからな・・・いまだ 縄文 の世界に埋没しておるわけです)
今から ちょうど 30年前 僕は予備校に通う浪人生だった 山奥から出てきて 2時間かけて都会の駅前の大手予備校に通っていた 1985年のクリスマス・・・ 夜汽車のような暗くじめっとした車内の中で 単語帳をめくりながら 例の山下達郎のクリスマスソングをウオークマンで聴いていた(何年かしてCMで使われてそれ以来この時期になると流れるようになってそのせいで 毎年 その暗い予備校時代を思い出す)
受験まであと2ヶ月・・・成人式など端から眼中になく 2浪目に入っていた僕は 追い込まれていて これで受からなかったら 人生終わり・・・と本当に思っていた そして まあ 第一志望は落ちたけど なんとかすべり止めが受かって ようやく田舎を出ることができた 20年育った田舎を出て行くときの あの 晴れ晴れしい気持ちは忘れない すべてが今から始まる! そう思って30年 故郷をきれいに捨てたわけだけども 今 こうして同じ田舎で 百姓をやることになるとは なんとも 皮肉な話さ・・・・

 畑の中にある店舗・・・というのを2店舗目に考えているわけなのだけども 場所は 田舎ではない よくある 山の中にある 田舎のこじゃれたレストラン というのは なんというか ありきたりな感じがする・・・それが 新鮮に思えるのは 普段 都市に住んでいる方の郷愁からくるものだと思う 僕は 田舎には郷愁を感じない 田舎は 職場であって 戦いと生産の場 むしろ 都市の中にあってこそ 生えるものが 畑 なのではと感じる 
 その意味で 都市の中でこそ 畑を作り そこでできる野菜でもって 店舗を作る そこにこそ 意義があるように感じる そして それが可能なのは 生産者である農業者だけだと思う・・・・まあ 都市の中にも そうした 畑の息吹を取り入れようとして 〇〇農園的なんとか というような店があるけども 実際行って見ると 畑はおろか
プラスチックの容器で野菜をちょろっと作っているプランター栽培もどきで うーむ 実際の畑からはほど遠い・・・
(イメージする店は まず 最初に畑作りから始まって 3年かけて畑を作りその後で 店舗を作るということになりそうでね・・・果たしてできるんかね?)
 そして そうした例は 日本にはほとんどないので 海外の動画などを検索して見ている 海外には そうした店舗の法律のことや衛生面などどうなっているのかわからないけども 本当に 畑の中にあるものもあるし 屋外で普通に営業をしているようで うらやましい・・・

 まあ 今はまだ 長期で考えられる時期なので 妄想 に近いわけだけどもね・・・これ 資金も含めて 賛同者を募らないとたぶん無理だろうと予想している まあ 一世一代の賭けでしょうな・・・

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