昔の話~農業に至った経緯

ピチカートファイブ(ほら♪一揆が始まる♪) 足がつる・・・


今日の動画・・・・今日畑でラジオを聞きながら作業をしていると この歌が流れてきた 懐かしい・・・たしか 初めて聞いたとき僕は20代前半か・・・渋谷系 とかいうのでしょうか・・・僕にとって 都市 や 都会 というものは この歌に凝縮されている すべてが作り物ですべてが 幻想 だ・・・ 中部地方の山奥に生まれて田舎を出て大学に行きしばらく都市で生きて そして 今また農家として田舎で生きている その僕の中には この歌にあるような世界とは何一つ共通点がない 今までもそしてこれからも・・・水と油 極右と極左 北極と南極 上と下 そして 天と地・・・僕の持っているものとは正反対のものがこの歌にあり この歌の世界にあるものを 僕は何一つもっていない・・・批判でも肯定でもなく ひとつの極相の反対にあるもの・・・僕は残念だけども 都市 では 自分の居場所を見つけることができなかった 農業に出会って なんとかかんとか 自分の場所を 畑というもので確立することができた だから 都市で自分を確立できたとすれば 素晴らしいことだと思っている 自分ではできなかっただけに・・・・尊敬しますよまじで
 この歌の中に (世の中には スイートやキャッチーがいっぱいあるけど)とあるけど 僕には見つけることができなかった 有機農業の中に スイートやキャッチーがあるんでしょうかね・・・僕にはよくわかりません・・
 さびの歌詞(ほら♪レビューが始まる♪) とあるけど・・・今度やろうと思っているラジオ配信のオープニングをこれにしたらどうでしょうかね (ほら♪ 畑が始まる ほら♪ 一揆が始まる 抱きしめたくなるよね♪草刈り鎌)

 50になって 思うことは 自分の人生の中で おされ だとか ださいとかださくないとか・・・僕にとってそんな意味のないことを若い時代から 排除できたらば もっと豊かだったかもな と思うことだ 結局のところ 田舎もんは田舎もん・・・生まれ落ちた最初の場所に帰っていくのですよ・・・・所詮はね・・

 台風が過ぎ去って 仕事が山積み 朝からトップスピードで仕事を行う でもって うう・・・やってしまった・・・夕方 トラクターに乗る際 右足に体重をのっけた瞬間 例のふとももがつりそうになる ぐう! と叫びながらなんとかトラクターに乗ったはいいけど あの激痛が襲ってくる一歩手前で何とか止まっている・・・必死に太ももを押さえながら その時点でもう歩けないし 作業など続行不可能なので トラクターごと家まで移動する 右の足を曲げたらたぶん激痛なので 伸ばしながらアクセル踏みながら 冷や汗が出てくる・・・幸い 畑と家とが近かったから助かった 家の玄関に突っ込むようにトラクターを止めて 片足でけんけんしながら シャワー室に飛び込む お湯を出しながら下半身だけ脱いで 50度近い熱湯を太ももに浴びせ続ける・・・なんとか ひきつりがなくなり
ほっとする・・・今日の午後はわりと冷たい風が吹いていて 半ズボンだから腰が冷えたのが原因だと思う しかして 日中にふとももがつるのははじめて・・・うーむ まだ8月というに 厳寒期になったらば どうしたものかね・・・
 シャワーから出て ももひきをはき ほっかいろを腰や太ももにべたべた張って 冷えないようにしてトラクターに乗り込み作業を続ける・・・・(一度足がつるとどっと疲れが出るよね これ書いている夜ふらふらだ)

 今 50だけども あと何年この仕事を続けられるだろうか と考えるに 今のスピードと体力を維持できるのは 正味 5年だろう・・・てことは 55歳には 農園の跡継ぎも含め 後継者を引っ張ってこなくてはならない 今年の秋には 専業スタッフを一人 入れる予定だ ここらに引っ越してきて 給与を払って雇うことに形になる・・・我が農園もいよいよ 僕一人から 脱して チーム体制へと移行する時期に入る 現役農家としては あと 10年だろうと思っている もちろん 農園は永遠にやるけども 畑仕事はあと 10年というところだろう・・・今 借りている8~9ヘクタールの農地は 責任もって維持するつもりだ たとえ 途中で僕が野垂れ死んでも・・・・
 (うーむ・・・今晩は冷えるよね 寝ているときに足がつらないことを祈りたい・・)

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