有機農業

9月は二日だけ・・・有機農業~組織化と事業の多角化 男の終わり・・・

9月25最後の茄子
今日の写真 茄子 さらってさらってこれだけ・・・夏が終わりをむかえています 秋がやってきた というよりも 雨が 台風がやってきました 気象のデータでいえば 9月はなんと 雨が降らなかった日は2日しかなかったとのこと・・・笑う 毎日毎日 曇りか雨 9月は本来ならば残暑でかなり厳しいのだけども 肉体は楽だったが 畑はことのほか厳しい 畑には野菜がありません 葉っぱしかないです 生育中の秋・冬の野菜 こんなに雨ばかりで 実際 できるんでしょうかね?人参なんかあなた 葉っぱばかり生い茂って根菜である肝心の下の部分は太るんでしょうか? 20年やっててもよくわかりません できなかったら これ俺のせいですかね?

 先日のこと 一緒に某TBSの朝の情報番組に出たSB農園のS君と密会・・・彼は30歳 某エリート東京農大卒 子供二人 農家の後継ぎにて資材や設備投資は必要ない さわやかイケメン と 僕が持っていないものをすべて保持している 毎回 会う度に (とりあえず200万いつもの口座に振り込んでくれる?)と 伝えるが 失笑にて返される・・・(いや年商30億はあるだろうからたかが200万なぜ断るのか全く理解できない・・・)
彼は僕よりも畑は狭いのだけども すでに 畑専属で4名ものスタッフを抱えている もちろん 加工にてジャムなども作り 6次産業化の先頭をひた走る・・・すでに 有機農業は第2の過渡期を迎えつつある ひとつは 組織化 ひとつは 事業の多角化だ 有機農業の技術はすでに 分業化に向いつつある ある程度マニュアル化されれば 多少 技術力がなくともカバーできる・・・・のはず まあ しかして 問題は 給与というものも含め ある程度 教えて仕込んだにしても 何年残ってくれるのか? ということだ 我が農園もスタッフという問題を常に抱えているけども まあ 当農園の場合は 園主自身の頭がクラッシュしているので ケセラセラ・・・(どうとでもなれって!誰が俺に付いて来いと言った?俺が誰かについていきたいぜ!あ?・・・取り乱しました・・・)

 惣菜の販売 サラダセットの企画 尚且つ 弁当屋さんに 健康スパ そして 飲食展開・・・有機農業はすでに 畑と言う枠組みからは大きく逸脱して外に出ようとしている もう 有機農業を生業としている誰もが 畑だけを考えている時点で 時代遅れ の様相だ 昔は 作付けだけを考えていれば良かったのにね・・・ 時代は凄いスピードで動いていますな (ちなみに彼の販売方法は 配達時にて 野菜ボックスを抱えた彼がチャイムを鳴らし ドアを開けた瞬間 さわやか笑顔をきらり! マダム失神!というやり方です・・・できない俺にはできない・・・)

 「家族の解体」 が テーマだとここ数年は思っていたけども さにあらず・・・「血の解体」なのだと最近は思います 性のボーダーラインがあいまいになり 何をもってノーマルで何をもってアブノーマルなのか・・・30代 40代の男女 5~6人のうち 一生独身と言う人が必ず一人はいる時代を迎えて 今後 どんな暮らしになるのでしょう? 男はもう 女を守る必要はないのでしょうか? その問いに(大きなお世話だ!)とテーブルを叩きつける独身女性は半数以上いる気がします このように 血の繋がり 血縁やらしがらみから遠く離れて生きる という時代が来たということは 動物としての種というものから より メンタルな存在に上昇した といえなくもない気がします 愛 という壮大なテーマということではなくて どろどろとした原始的な欲求から自らを解放したい という表れなのかもしれません よりスマートに より合理的に・・・・そこには 生まれにまつわる面倒なことは一切排除したいのかもしれません ゆえに 結婚などという 理不尽極まる制度は過去の遺物なのでしょう
・・・
 女性を守る役割も卸され 社会の中で戦う役目も放棄して 最後の砦である 肉体は 今後 すべてロボットに置き換わるでしょう そのとき 男は何をすればいいのでしょう?時代が平和になり 争いは武力でなく 会議で解決するようになれば 小学校時代にバケツを持って立たされた子供のように 溌剌とした女性政治家のかばん持ちしかないのかもしれません・・・ そしてやがて 男という種は 滅びの時を迎えるのでしょう 今 たぶん 僕ら男はその入り口に立っているように思えますよ・・・まじで・・
(愛と名づけるには暗く激しすぎて言葉では癒しきれない 抱いてもむなしくて 果ててもせつなくて 落ちるように押し寄せるように・・・夜をさまようように 闇にまぎれるように 世界から遠く離れて・・・・)

 

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