田舎暮らし

美しい赤キャベツ・・すべてのデザインは自然にあり さつま無残 顧客の減少毎年この時期 まずは技術よ!

1月28赤キャベツ
今日の写真 前回出荷の赤キャベツ・・・きれいです いわゆるデザイン という言葉があるとすれば 人の考えるデザインのほぼすべての要素が 自然の中にあるのではないでしょうか? 野菜を作っていると こうして 時折はっとさせれらるものと出会います そして 神聖な気分になります 聖なるもの・・・とは およそ自然の中にあるもの 生態系そのものが神秘であり 聖なるものです そして 俗なる我が社会 聖なる自然で野菜を作り 俗なる社会の中で販売する 聖と俗なるものの間に立つのが 百姓 です・・・・なんつって

 昨年秋に作ってほりあげた さつまいも後半戦 べにはるか・・・貯蔵してそろそろの出荷と思い 貯蔵していた離れの小屋から引っ張り出してきたはいいけど ほぼ全滅に近い・・・うう泣く さつまの貯蔵は毎年うまくいかない 畑の土の中 離れの小屋の2階と一階・・・など 全部で 軽く50コンテナ以上 1トンちょっとを今年は保存しているのだけども 毎回よくわからない・・・用は寒さ対策なのだけどね 一生懸命作ってほりあげてこれまた必死に収穫して保存して最後は捨てる 俺は何をやっているんだろうと思う瞬間だ はー・・・・周囲のどなたかのさつま専業農家さんに 毎回 きちんと聞きたいと思っているのだけどね なかなかそうした瞬間は訪れないものさね・・(聞いても教えてくれないというのもあるしね・・)

 2月の出荷台帳を作成する ふー・・・2月は毎年 ご旅行などでキャンセルが多い そして この時期から春の4月までが 意外にお辞めになるお客さんも多い 2月はまた微減となった・・・年が明けてまた 顧客が減り始める・・・・何もしなければ数字は落ちていく それが この商売の基本 10年前までは勢いがあった ネットの黎明期 何もしなくてもホームページからお試しのご注文はやってきた 今はもう風前の灯・・・・ネットを使って商売する・・・それはすでに2週目に入り 生半可では太刀打ちできない 今年は ユーチューブとポッドキャスト配信に力を入れようと思っている どうしてかって?そのふたつはまだ 取り組んでいない農家も多いし(畑仕事やりながらべらべらしゃべって撮影してみなめちゃめちゃ面倒だぜ) 何かしなければ野菜売れないんだもん 畑で毎日必死に野菜を作っているだけでは生き残ってはいけない かつて 尊敬すべき先輩や優秀な後輩達は山ほどいたけども みな 討ち死にしたのは販売という問題だ いいものさえ作っていれば日本の消費者は買ってくれる それは幻想です・・・・(てかむしろ逆じゃないかとさえ思えますよ・・・) 僕は畑はそれこそ毎日死ぬ気でやって 販売は ユーチューブでしゃべりまくる・・・という戦法で今年は行こうかと思ってます・・

 専属スタッフYさん 毎日一生懸命働いている とても助かっている しかして 彼女が越えるべきハードルは高い 女性なので 機械類が弱い 当たり前ですね トラクターはじめ 各種管理機と呼ばれる手押しのものがあるけど 操作は基本同じだけども それでも 位置が違ったり細かい違いは多い 慣れるしかありません 弱点は及第点の60点を取ればいい 技術さえ身につけてしまえば あとは やりたい放題 いつかパラダイスがやってくるでしょう 田舎暮らしとは技術です 有機農業とは技術です 技術を身につけて 初めて 理念を語る資格が生まれるのです これにいったい何の意味があるのだろう? そう 最初はなんでも きまりきったわけのわからない型(トレーニング) から始まってやがてそれがいつの日にか意味がわかる時がくるのです 今のネット時代の一番の落とし穴は情報を知っているだけで技術を身につけられないことです 当然 田舎暮らしも農業などもできません いつまでたってもパソコンの前で人の受け売りをたしかめることなく時間を浪費するのです かいた汗の分だけ技術は身につきます ウエルカムトウザ リアル ワールド!さあ リアルな世界にようこそ 黙って技術を身につけましょう!  

 

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