今日の写真 さて 本日は火曜日 てことで2月最後の出荷日・・・一発目の葉物トンネル 葉大根を出荷する
明日から3月で端境期(はざかいき)に入る 毎年この時期はこうして 畑にあるわずかな野菜とトンネル栽培とを組み合わせてしのぐ・・・端境期にこそ 農家としての実力が試される はざかいっていつでしたっけ? などとほざける余裕ができるのはいつの日か・・・・(辿り着いてやるぜbaby-)
僕はラジオが好きだ ラジオは言葉を使う 言葉しかないといってもいい そして時折 言葉というものは こちらの状態如何によって 胸の奥に突き刺さる そして どの場所にどれだけ深く刺さったかで自分を判断することができる 自分の弱点を知ることが出来る・・・ 仕事柄 ラジオを聴くことが多い TVは受像機を持ってないこともあり どんなのが流行っているのかなど疎い 耳からの情報だと どういうわけか 瞬時に自分にとって必要なこととそうでないことを見分けられる そして ビジュアルがない分 頭の中でイメージしやすい・・・たぶん 農家にとってラジオはとても大事なものだ 天気予報 社会情勢 そうしたものを頭の片隅に入れながら農作業ができる というのは やった人ならわかるけど 幸せなことだ 出荷作業に追われていたり 除草作業に追われていたりしなければ まさに 至福の時間・・・・ようやく 2月配信のラジオをユーチューブとブログにアップできた ほっとする これで我が農園はまた 一歩進んだ(どこに行くかは知らないけど) 自分がしゃべる側に回ると 普段聞いているプロの放送局のレベルがどんなものかがわかる しゃべりのプロと呼ばれるDJという人たち 特にFMをやっている人たちの実力は凄い・・・スピード 抑揚のつけ方 ふりとおち 番組の起承転結などなど 己のキャラを立ち上げつつ(ディレクターなどにアピールしつつ) リスナーの心を掴む 体調というものも 声に出る そして どういうわけか その人となり というものも 実は声に出てしまう・・・ゆえに 自分もどれだけ 身分を偽ろうとも 所詮 百姓ということがばれてしまう・・・次回の放送は 片手にICレコーダー 片手にくわを持って振り回しながらしゃべるかな・・・
キング・カズが 50歳で公式戦のピッチに立ったそうな・・・・うーむ・・・昨年から今年にかけて 正直 体力ががっくりときました 45歳まではあまり感じませんでしたが 年々衰えを感じて そして とうとう昨年はもう イメージと体の動きがシンクロしなくなりました 今は 畑に立つのが苦痛です なぜなら 自分の思うスピードにはもう追いつけないからです 百姓が体動かなくなったとして 何の存在意義があるというの? そう問いかける自分がいます・・・いずれ そう遠くない将来 僕は農園の経営者として (お前は役立たずだ!)と 自らに宣言するときが来るでしょう・・・その時までに 落語のひとつでもふたつでも・・・(あれ?DJだったか・・・)
キング・カズは どれだけのおじさんの夢を背負っている事でしょう 彼が引退するときは嗚咽を止める自信がない・・・・(てめー関係ねーじゃん・・・人の夢に依存するんじゃねー)