有機農業

里芋の植え付け始まる 我が農園のテーマはアバンギャルド 有機農家の課題は有機農業という枠を捨てること

3月21里芋
今日の写真 里芋の植え付けが始まる さて 季節はぐんと進み 3月も終盤・・・春が近づいてきているものの 今日は冷たい雨・・・寒(かん)が行きつ戻りつしながら春はやってくる 3月末までに終わってなければいけないノルマというものが当然あるわけで 残り1週間でそれをこなす 有機農業 というものは とにかく時間に追われる 追われまくる 営業マンが月末の売り上げノルマに追われるように 我が農園も作業ノルマに追われる 営業マンならばもしかして 今月だめでも 来月挽回したらば チャラ・・・となるやもだけど こちらはそうはいかない 
里芋は3月までに終わらなくてはいけないのですな まだ残り半分・・・・今年はじゃがいもは5反いったので 里芋は抑え目・・・2反程度に抑える 当然 (管理機一発高畝黒マルチ栽培・・・・これ Tシャツのロゴにしようと思います) 今日のような冷たい雨でもって 畑にいると 気合が入りますな・・・これから 怒涛の4月 狂気の5月を迎えます・・・うぎゃー!(すでにか?)

 今年の我が農園のテーマは・・・アバンギャルド・・・・さて 有機農業というものは 1960年代に始まりすでに四半世紀・・・EUやアメリカなど いわゆる先進国に比べて わが祖国はさっぱりと進んでいない 僕が研修にはげんだ20年前と比べて 有機野菜ブームやらが何度か来たようだけども 定着したとは言いがたい そして ネットの普及でもって 今や どこでもいつでも24時間買える ジャストタイムで有機野菜はすでに買えるわけですな・・・ためしに (有機野菜 宅配 )とかのキーワードで検索かければ 山ほど出てくるわけですな ちなみに (旬の有機野菜)だと 我が百姓農園 ヤフーは 1ページ目の一番上つまり トップ・・・グーグルですと 1ページ目の4番目(ちょっと落ちた)・・・・そして 思うのですね 不毛だと・・わずか 0・17パーセントしかないシェアでもって 本来仲間である 有機農家同士で少ない顧客を奪い合う いったいこれはなんでしょう? どこかのマルシェに出ても 有機野菜はいくらでも売っている まだ 20代の新規就農したばかりの目のきらきらした夫婦の隣のブースだったりすれば 僕はもう 声を張り上げて自分の野菜を売ろうとは思いません・・・(老兵は去るのみです) だから 思うのですよ この国は すでに40年以上前から 第一次産業などは捨てているわけだから 慣行農かも有機農家もなんとか農法も林業漁業・・・すべて仲間であって 助け合わなくてはならんのです そして 大方の消費者は 自国の農家を守ろうという意識はほとんどない 某近隣諸国の外交問題に関心ある人はいるのかもしれないけど わが国の国策として農家を守る というのは 大切な政策の一つではないのでしょうか? 少なくとも EUはそれを実践していますぜ・・・

 生き残ることが大事だけども 仲間の足は引っ張りたくない ましてや 慣行農家の前で (無農薬野菜はどうですかあー)なんてな 恥知らずなこと俺は言いたくありません(なんであれこの時代に畑やっているのなら仲間だろがよ) てなことで 我が農園は ユーチューブ そして ラジオ配信 など 誰もやってないところで勝負したいと思っています そう 次の展開のテーマは アバンギャルド・・・有機農家のテーマは今後 有機農業という枠を捨てていくことだと思っています 僕自身は 農家 という狭い枠から出たいと思っています 畑は永遠にやります 野菜セットは命の続く限り販売します ただ 肩書きは 農家のほかにたくさん持ちたいと思います・・カフェオーナー ラジオDJ アルバム制作 個展の開催・・・これからの10年はいかに枠をはみ出るのか というところにシフトしていきたいと思います ま 今年も畑増やしますけどね・・・(目指せ10ヘクタール 来年には実現するかな・・・結局 単なるどん百姓だけどね・・・)

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