有機農業

今は太陽熱マルチ 保冷庫治り破産免れ 畑を輩に渡してはなりません・・・自らやりましょう農家よ

5月28太陽熱マルチ
今日の写真 さて 先日わりとがっつりと雨が降る この時期に雨が降ればまずもってやらねばならない仕事は 太陽熱マルチ張り という仕事 今や有機農業の基礎技術のひとつとなりました これなくして秋・冬の作付けの成功はありません ただ こうして張ればいいというものではありません そこには 細かいノウハウがたくさんあります 一つ挙げるならば まずもってきちんと鎮圧することです ゆえに 我が農園では2台目のトラクターで専従しております 高速回転でゆっくり前進できるからですね・・・・さて 今年は何キロやることになるんでしょうか・・

人生にはいろんな階段があって しかも その途中の踊り場というものもやってくる ちゃんと 目の前の階段を一歩一歩上っていたはずなのに 突然 気づくと登るべき階段が目の前から消え去って 踊り場のような場所に投げ出されていて たくさんドアが出てきて どのドアを開けたらいいのかさっぱりわからない・・・自分が自信を持ってハンドルしていた自分のやってきたことなのに 突然 状況が読めなくなり 起きてくる事柄に翻弄されていく・・・人生を生きていると 何度もそうした自体に追い込まれますよね・・・・まさに 今の僕がそうでしてね ここ数週間 自分の立ち位置が全く読めなくなっております・・・はは

 てことで 例の保冷庫の話 不思議なことが起こりました・・・突然機械が止まり 冷えなくなったのがおよそ 3週間前のこと でもって 買った農家専門の地元の店に行き症状を訴え 同じく地元の取り付け業者が見に来たのが2週前 そこで インバーター基盤が壊れてます 原因はおそらく落雷・・・ふーむ てことで 基盤の交換修理をお願いして つい先日新しい基盤を交換しに業者がやってきた(およそ10万円) でもって もし これで治らなければ 新品に交換しますか? それとも? ということで 用はまだ3年以上ローンが残っているものはすべてぱーになり 尚且つ 新しいものをつけねばならない ということでして 祈るように インバーター基盤を新しく設置したけども どうやらだめ・・・・ということでした・・・この時点で 膨大な金額がパーになり尚且つこれからじゃがいも掘るわけで 新しいものを設置しないとじゃがいも保存ができません・・・てことで お先真っ暗かと思いましたが ふと思い立って翌日 製造元の日立のフリーダイヤルの修理に電話して セカンドオピニオンとして見に来てもらうように手配しました(費用は1万5千円) 見ること15分・・・僕は他の仕事をしていたのだけど 聞こえるのはあの冷媒が動くぶーんとした音 (!) どうなりました? と聞くと 当然のごとく 治りましたよ・・・とのこと なあんと・・・内部コネクターが一箇所外れていただけのことらしい そして それは内部にあり 風や外からの力では決して外れないもの たぶん前の業者さんが単純ミスで忘れたんでしょう とのこと・・・・ふーむ・・・僕は命拾いしました そこから考えられることはいくつかありますが もう この際どうでもいい 僕は 自己破産から免れました・・・・まさに紙一重・・これで 安心して じゃがいもが掘れます 教訓(田舎の業者は決して信用するべからず 大手こそ 味方につけるべし・・・)

 HPを構えて 有機農業 というものをやっていますと 意外といろんな他業種さんから問い合わせなり 引き合いがあったりします 携帯電話会社 ブライダル事業 スパリゾート 野菜ジュース大手業者 旅行会社などなど いわゆる 新規参入で農業分野に入ってこようと企画しているのか または 健康やエコ 田舎暮らしブームに乗っかろうかとか それぞれの思惑があるようです でも この20年 いろんな形で 農業やオーガニックに興味を持つ人と会ってきましたが 用は どのようにして 畑や農業というものを利用できるのか? という一点だけに関心があるようです つまり 向こうにはメリットはあるでしょう 畑を取り込めれば・・・ でも こちらにはたぶんありません・・・僕はそうした 農業 という分野を利用しようとしている人を総称して 輩(やから)と呼んでいます そして 内心 軽蔑しております(百姓の僻みですお許しを) 決して自らは 畑や田んぼをやろうとはしません 汗を流すつもりなど一ミリもありません そして 口では畑は素晴らしい 自然は素晴らしい と言いながら 黒く日焼けした僕らを下に見ているのです そして それが相対している僕にわからない と思っているのです もちろん 僕は江戸時代に生きているので 身分が低いのは当然ですが だからといって 何も思わない虫けらではありません 僕はたいがいそうした時には ニコニコしながらありがたく話を聴きつつ腰にぶらさげた草刈りを その人の首筋に走らせる様をイメージして一層にこにこ微笑んでおります・・・

 どのような農業事業をやろうとしても 下からのボトムアップでなければ成功しない・・・これが僕の今の結論です つまり 飲食チェーン店が 飲食から畑をやろうとしても成功しません(実際みんな新規参入しても赤字で撤退してますよね) でも 農家が畑をやりながら飲食を成功させることは可能だと思います 畑を知らない人が 畑体験をツアーする企画を立ち上げたとしても 結局は頼るのは 田舎の農家さんしかありません であるならば 農家そのものが そうした企画をやれば話は早いのです 参加する消費者は 手数料をどこの馬の骨である会社に払う必要はありません 僕はいつもそうした問い合わせが来たときに 契約条件や そのノウハウを聞いて うんまだまだだな まだ 何もわかってないな と ほっと安心します・・・・都市の人が畑や農業のことを理解すれば たぶん 物凄いビジネスチャンスを見つけることができると思います でも それは簡単ではありません 専属スタッフYさんが初めて僕の畑に来たときに (ここは宝の山だ!) と思ったそうです・・(農園主は明らかにおかしいけど・・・) 僕は ずっと田舎は宝の山だと思ってきました そこで地盤を作れれば あとは いかに外に展開できるかだけです・・・
 我が 百姓ズカフェ とてもシンプルなランチですが うれしいのは 若い男性の一人客が意外に多いことです そう 彼らの中には 毎日ラーメンや コンビニ弁当はきつい たまには こんなあっさりした野菜中心がいい と思う人は多いのですね まさに 僕の狙い通りです 自分の感覚は間違っていない ないのは資金だけだ! 我が農園は 今後 もちろん畑をがんがん10ヘクタール目差しながらやりつつ 外への展開もやっていくつもりです まずは 畑でウエディング事業よ・・・・へへ その時は 僕が神父よ(頭丸はげだけどね) 祝福させていただきますよ・・・(中身汚い百姓だけどよ)

 

 

 

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